前回の記事の写真です

仙台⇔久慈を車で往復した出張旅の旅行記です。

この記事は前回からの続きです。全編の内容は以下をご覧ください。

出張旅「久慈編」(1)三陸道をあきらめて行きは東北道で久慈へ
出張旅「久慈編」(2)琥珀の森レストラン「くんのこ」と絶品だった千草のらーめん
出張旅「久慈編」(3)久慈国家石油備蓄基地 〜日本にこんな施設があったとは!〜
出張旅「久慈編」(4)「もぐらんぴあ」でこころ癒され、道の駅やまだ「おいすた」でお土産品にびっくり!

地下水族科学館/石油文化ホール「もぐらんぴあ」

トンネルを活かした作業坑跡の水族館、この上は山です

作業坑跡にできた水族館

左手奥の4階建てが「もぐらんぴあ」道の両脇が久慈国家石油備蓄基地

「もぐらんぴあ」は前回の記事でご紹介した久慈国家石油備蓄基地の作業坑を利用してできた地下水族科学館です。

隣の国家石油備蓄基地の資料館も兼ねているため、入館時に手渡されるリーフレットの表紙には「地下水族科学館 石油文化ホール もぐらんぴあ 久慈国家石油備蓄基地トンネル利用施設」と書いてあります。

もぐらんぴあは久慈国家石油備蓄基地への原油充填が完了した2カ月後の1994年4月にオープンしましたが、東日本大震災の津波で甚大な被害を受け休業に追い込まれました。現在の施設は全国からの支援で2016年にリニューアルしたものだそうです。

・・・と書いておきながら、私の今回の第一目的が久慈国家石油備蓄基地だったため、もぐらんぴあの魚のほうはさらっとしか見ていません。ごめんなさい。

石油文化ホール

展示スペースへの入り口です。震度5弱以上の地震や津波警報発令時に自動で閉止する防潮扉が設置されています。

ここからお魚展示コーナーまでのスペースには国家石油備蓄基地に関する資料が展示されています。

興味深いので写真を何枚か撮ったのですが、このブログを書く段になって日本地下石油備蓄(株)のサイトで「展示資料の写真・動画撮影はご遠慮ください」的な記述を見てしまいました(汗)。なので掲載は控えます。

撮影禁止の札もなく、けっこう派手に写真を撮っていたのに、係の人には誰にも怒られなかったんだけどな・・・

泳ぐ魚は心が癒されます

震災を生きアオウミガメのかめ吉

もぐらんぴあはそれほど大きな施設ではなく、こじんまりとした水族館です。

上の写真のトンネル水槽も「映え」スポットではありますが、そんなに大きくないです。

でも魚が泳いでいる様子はなぜかこころが癒されますね。

▼水底でじっとしていつまで経っても動かない魚

魚の名前を忘れてしまいました。。。

写真は説明文とセットで撮らないとダメですね💦

▼クラゲはきれいだけどやっぱり気持ち悪い(笑)

▼SNS投稿用に自撮り

▼この魚の顔、絶対に変!!(笑)

サザナミフグというそうです。

魚なのに立派な前歯があって、「なんじゃこりゃ?」って目が釘付けに!(笑)

この変な顔のために、20枚以上写真を撮ってしまいました。

動き回っているのでシャッターチャンスが難しく、なかなかいい感じでこっちを向いてくれないんです。

さかなクンのイラストが満載

(画像:もぐらんぴあより)

さかなクンともぐらんぴあの出会いは2005年だそうです。

きっかけや間柄は調べてもすぐにわかりませんでしたが、東日本大震災でもぐらんぴあが被災してからは、さかなクンが応援団長になって、積極的に同水族館を支援してきたそうです。

そのため、もぐらんぴあの館内はさかなクンのイラストがそこかしこにありました。

ちなみにこの日の2日前が東日本大震災の発生日で、今年もさかなクンが来てくれた、と、イベントに同席した消防関係者(今回のお仕事先)の方に教えていただきました。

▼久慈の海の生き物たちを解説するさかなクンの手書き文とイラスト

▼水槽上部の解説プレートもさかなクン作

▼トイレの扉にまでさかなクンのステッカー!

お土産コーナーも充実

水族館の規模の割には(失礼^^)、充実したお土産コーナーでした。

ワカメなどの海産物も売られており、ちょうど業者のおじさんが商品の補充に来ていました。

欲しいものがたくさんありましたが、今日はこのあと三陸道で道の駅 やまだ「おいすた」にも立ち寄る予定なので、おみやげはそこで買うことにしました。ごめんね。

▼お土産コーナーでは「あまちゃん」グッズもまだまだ現役?

話題を呼んだNHKの朝ドラ「あまちゃん」(2013)は久慈市がモデルのドラマでした。

あれから10年以上も経ったなんて思えないぐらい、つい昨日のことのようです。(といっても、お土産は買いませんが^^)

▼さよなら!もぐらんぴあ


道の駅やまだ「おいすた」

三陸自動車道にはトイレがない

(Googleストリートビューより)

皆さんは三陸自動車道にトイレがない(ゼロ)なのを知っていましたか?私はまったく知りませんでした💦

数日前に二本松でお仕事があり、その帰りに菅生PA(下り)に寄ったところ、「三陸道方面最終給油所」という看板を目にして、「え?!」と目を疑ったのが確認のきっかけでした。

調べたら本当にないんですね(驚!)三陸道は復興道路なので、どうやら沿線の町に降りて給油したり道の駅で買い物をするなど、地元にたくさんお金を落とすことが期待されているみたいです。そういうことなら喜んで協力します!

加えて、私は自分の運転で気仙沼までしか行ったことしかなかったので(他人の運転なら宮古まで)、その先も八戸まで全線無料(!)という驚くべき事実も今までいっさい知りませんでした。無料ならトイレがなくてもまあいいか(笑)

久慈市民は三陸道を三沿道と呼ぶ

・・・という話を前夜の懇親会で話したら、ある方から「寄るなら道の駅 やまだ おいすた がいいよ」とおススメの言葉をいただきました。ほかの道の駅よりも大きく、うどんが美味しいそうです。

そのお店は元々山田で営業していた食堂でしたが震災でなくなってしまい「ファンだったので残念だと思っていたら道の駅で復活しているのを偶然見てうれしかった」とのこと。

「おいすた」というのは山田名産の牡蠣(オイスター)をモジったものですが、地元の方言で「ようこそ」(「よくおいですた」=よく来ましたねの意)を早口で普通に「おいすた!」と挨拶するそうなので(ここで同席者たちが代わる代わる実演!)、二重の意味があるそうです。

それにしてもずっと気になっていたのは皆さんが話す「さんえんどう」という言葉です。

それを尋ねたら久慈の人は三陸道とは言わず、三陸沿岸道路なので「三沿道」と呼ぶそうです。

私たち(宮城)にとって三陸自動車道は、成瀬奥松島までは有料なので北に向かう東北道(東北自動車道)と対をなすイメージで「三陸道」と呼んでいますが、「三沿道」だと確かに無料の一般道という意味合いが強い気がします。

久慈⇔仙台間は東北自動車道のほうが30分早いのですが、何と言っても安いこと、そして久慈から東北自動車のインターチェンジまで1時間もかかるので、それを嫌って市内を走っている三沿道に「仙台に行く時でもそこ(指さす)からすぐ乗っちゃう」そうです。

「おいすた」は昨年リニューアルしたばかり

Facebookのコメントで知りましたが、この道の駅は昨年リニューアルしたばかりなんですね。

道理で全体が新しくつくりがモダンだと思いました。しかし!

▼道の駅は営業時間が短い!レストランも終わっていた!

給油を兼ねて山田ICから三陸道を降り、道の駅やまだ「おいすた」に寄ったのが16:30過ぎ。

そうしたらなんと、レストランは16:30までで、道の駅自体も18:00で終わりでした!!

そうです、道の駅は24時間深夜でもやっているような東北自動車道のSAとは異なり、閉店がとても早いことをすっかり忘れていました!💦今まで何度も失敗した同じあやまちをまた繰り返してしまいました。

そのため「おいしいからぜひ寄って食べてみて」と言われていたうどんも食べられず・・・

ところが、このレストラン、「うみっぷく」という名前のようですが、看板のどこにもうどんがありません。本当にここでよかったのかな。これも機会があればちゃんと確認したいと思います。

▼「道の駅やまだ」で夕ご飯を食べる計画が崩れ、売れ残っていた生寿司購入

「おいすた」で夕ご飯を食べるつもりでいたので、どうにもこのまま何も食べずに仙台に帰る気がしません(笑)

時間も17時をまわっているのですでに人も居ず棚の商品も売り切れが目立ち、車で食べられそうな(おにぎりやお弁当などの)ご飯モノは何も残っていませんでした。

しかたがないので、値段が高いので売れ残っていたと思われる、値引きされた生寿司を買って車でいただきました。

800円→640円ですが、時間が経っているのでお味はそれなりでした。とほほ。

道の駅やまだ「おいすた」で買ったお土産にびっくり!

道の駅 やまだ「おいすた」で自分と家族にお土産購入

かもめの鼻くそ

この商品名を見たときに目が点になりました(笑)なにこれ?美味しそうとはとても思えないとんでもないネーミング!

これはネタとして「買い」だと思い即購入。

さっそくSNSに投稿したら全国に鼻くそシリーズの類似品があって、中には袋のデザインの雰囲気まで同じ(たぶん同一会社の企画?)というコメントが多数寄せられました。

コメントがあっただけでも、天狗(高尾山)がま(つくば山)トキ(新潟)秋田犬、ゴリラ・・・味はかもめの鼻くそと同じココアピーナッツの豆菓子系と、黒豆甘納豆系の2種類があるようです。

この「かもめの鼻くそ」は知人にあげちゃったのでお味はわかりません。次は自分で食べてみます。

山田の丸ぼうろ

道の駅やまだ「おいすた」で買った「山田のまるぼうろ」。

商品名に「山田」という文字が入っていたので、てっきり山田(岩手県)のお菓子だと思って帰宅後によく見たら佐賀銘菓と書いてありました??佐賀?

▼佐賀県の山田老舗のまるぼうろが道の駅やまだで売られていました

裏を返してみると山田は山田でも佐賀県の山田老舗という会社のお菓子と判明!

紛らわしいといえば紛らわしいですが、これは道の駅やまだ「おいすた」が山田つながりのシャレで仕入れて売っているのでしょうか?謎です。。

ちなみに私は知りませんでしたが(今回の旅はこのフレーズ多め💦)まるぼうろは佐賀県のお菓子として知られているそうです。

「かもめの鼻くそ」も「山田のまるぼうろ」も、SNSは投稿するたびに誰かがあれこれ教えてくれるので、本当に便利ですね😅

私のSNSは以下ですので、よろしければご覧ください。

Facebook https://www.facebook.com/sasazakikumiko
X(Twitter)https://twitter.com/whatisvision
Instagram https://www.instagram.com/consul.sasazaki/

ということで、この日は20:30に自宅に到着しました。

たくさん食べてたくさん学んだ、楽しい久慈の旅でした。

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