前回の記事の写真です

仙台⇔久慈を車で往復した出張旅の旅行記です。

このページは前回からの続きです。全編の内容は以下をご覧ください。

出張旅「久慈編」(1)三陸道をあきらめて行きは東北道で久慈へ
出張旅「久慈編」(2)琥珀の森レストラン「くんのこ」と絶品だった千草のらーめん
出張旅「久慈編」(3)久慈国家石油備蓄基地〜日本にこんな施設があったとは!〜
出張旅「久慈編」(4)「もぐらんぴあ」でこころ癒され、道の駅やまだ「おいすた」でお土産品にびっくり!

夜の外観が素敵だった「琥珀の森レストラン くんのこ」

レストランくんのこが夜景に映えてとてもきれいだったので、着いた瞬間に思わず「うわぁ!」と声を上げてしまいました。

お仕事先の皆さんが開いてくださった懇親会の会場は、「久慈の森アンバーランド」という琥珀ミュージアムの中にある「琥珀の森レストラン くんのこ」という素敵なレストランでした。

2013年のNHK朝ドラ「あまちゃん」でも取り上げられていましたが、久慈は琥珀が採れる国内最大の稀有な産地です。

その琥珀の歴史を知ったり貴重な工芸品を見たり購入するばかりでなく、採掘やアクセサリーづくりができるなど、様々な琥珀体験ができるのが「久慈の森アンバーランド」です。

久慈地方で琥珀を意味する方言の「くんのこ」という名前がついたこのレストランは、結婚式の披露宴などで利用されることが多いそうです。なるほど!

今回は残念なことに夜のレストランでお食事のみでしたが、機会があればほかの施設もゆっくり見てみたいです。

▼琥珀つながりの姉妹都市があるリトアニアのビールが飲めます

久慈市は琥珀の産地であるリトアニアのクライペダ市と姉妹都市なのだそうです。

同席した人で「癖がある」とおっしゃった方もいますが、私はどれも普通に飲めました。

▼お料理はおいしくてオシャレ♪

▼壁には琥珀のアクセント

▼カトラリーレストにも琥珀が・・・

▼すごい!琥珀のシャンデリアです!!(高そう!!)

▼レストランでリーフレットをいただきました

両面を↑↑掲載しました。ご興味のある方は参考にどうぞ。

★絶品の美味しさだった千草(久慈本店)のらーめん体験記

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一夜明けて、久慈2日目です。

前夜の懇親会で「あす(今日)はもぐらんぴあ(水族館)に行きたい」と話し、「途中の道筋に美味しい昼ごはんのお店はないですか?」と尋ねたところ、皆さんから強力にラーメンの千草を奨められました。

通り道ではないものの場所がお仕事先から近いため、お仕事先の係長さんが車で送迎してくださるそうです。(私の車は仕事先に置いたままでよいとのこと)え・・・いくらなんでもそれはちょっと・・・

ところが、駐車場が旅行者にはわかりにくく、しかも狭くて非常に停めにくい、と皆さんが力説するので今回はお言葉に甘えることにしました。申し訳ありません。ありがとうございます。

▼係長さんのご案内で駐車場に面した裏口から「らーめんの千草」に入店
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らーめんの千草の駐車場(提携パーキング)は確かにとても細くてわかりにくい、路地のような裏道にありました。

お店の裏口が駐車場(提携パーキング)に面しているので、そこに車を停めると裏口から直接店内に入れます。千草を利用するとこの駐車場の無料券(?未確認)がもらえるので料金の心配は要らないそうです。

看板には「久慈名物」と書いてあります。言い切ってます(笑)

さっき表通りで車の中からチラ見した「らーめんの千草」の店舗は想像以上に小さくて、こんなに小さなラーメン屋さんが久慈名物を名乗るなんて大げさだなぁ、と思いました(←旅行者目線)。

▼裏口から入り通路を通って客席スペースへ
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係長さんのあとに続き、店内の通路を通ってお店のフロア(客席スペース)に向かいます。

この通路はきっと昔は裏庭に通り抜ける土間だったんでしょうね。

間口が狭く奥行きが深い伝統的な街道沿いの町屋のつくりだと思います。

▼満席のためお店の正面入り口前で待つこと20分
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店内が満席で大変混みあっていたため、スタッフの方からお店の外で待つように言われました。確かに出るお客さんと入るお客さんが行き来して、狭い店内の通路は渋滞気味。

それにしても今日の久慈は風が強いです。仙台人の私は寒くて震えるぐらいですが、係長は防寒着なしのスーツ姿なのに平気だそうです。さすが地元の人は強いです。

20分待ってようやく店内に入って着席できましたが、係長さんによれば、今日は時間帯が遅いのでこの程度ですが、お昼ジャストだと10人以上は並ぶとのこと。

(さきほどからうすうす思っていたのですが、この流れだともしかしてご馳走していただける雰囲気???)

▼らーめんの千草のメニューです。カツらーめんが人気の模様

この日はカツらーめんが売り切れてしまったらしく、お客さんが何人か断られていました。

お店の人も、新しいお客さんが来るたびに「今日はカツらーめんは売り切れです」と先手の説明をしていました。

私と係長さんは一番ノーマルな「らーめん」を注文。

▼らーめんの千草の店内です。13時を過ぎてぼちぼち空席が出てきました

どちらかというとテーブルや椅子の作りがそば屋さんぽいです。

▼現在、新横浜のラーメン博物館に出店中だそうです

これもお仕事先の方に教えていただきましたが、らーめんの千草はなんと仙台(広瀬町)にもあるそうです。

・・・と、SNSで呟いたら数名の友人が「店の前をよく通るので今度食べに行ってみる!」とコメントをくれました。

ところがこのラーメン博物館出店の影響で、友人情報によれば仙台店は現在(〜2024.4.18)、臨時休業中なのだそうです。

ラーメン博物館のサイトを確認したところ、期間限定の企画出店のようなので、早く戻って来てほしいですね。

ちなみにラーメン博物館のこのページInternet Archive)を読むと同店の歴史がよくわかります。

▼来ました!美味い!絶品です!幸せです💕
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そうこうしているうちにらーめんが来ました!!!

あ!すごく美味しいです!これは美味しい!澄んだ鶏だしのあっさりスープが最高に私好みです。

麺は自家製麺とのことですが、こちらも私好みの「のどに吸い付く」(わかりますか?)食感です。

これは世間一般のラーメンではなく「千草のらーめん」という種類の味わい深いラーメンですね。

好みはもちろん分かれると思いますが、私のようなさがゑもん(青葉区二日町)の「冷たい肉そば」(鶏だし蕎麦)や味処あらい(登米市)の「しょうゆはっと」(鶏だしすいとん汁)やとんかつ忠(太白区長町)の「ラーメン」(澄んだあっさりスープ系)が好きな人は絶対ハマるでしょう。あ、きりたんぽが好きな人もイケると思うよ?

らーめんの千草のらーめんは久慈市民のソウルフードであり「誇り」である、と、どこかで読みましたが、心から納得できた美味の一食でした。

ぜひこれからも胸を張って堂々と「久慈名物」を名乗っていただきたいと思いました。

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