講座の概要
5月24日(木)は仙台第二合同庁舎で女性職員のためのキャリア支援研修の講師を務めました。
この研修会は、(株)東日本マネジメントサービス様を通してご依頼をいただいているもので、東北6県の行政機関等から主に係長級の女性職員が参加されます。
昨年の案内表示に「第10回」と書かれていたので、今回は「第11回」になるのだと思いますが(今年は未確認)、私は2021年から担当させていただいているので今年が4回目の出講になります。
内容はタイプ別コミュニケーションや部下指導のポイント、そしてコーチングなどを組み合せ、ロールプレイングを織り交ぜながら進めさせていただきました。
これまでに講師を務めた【女性研修】の研修記事(一部)はこちら
これまでに講師を務めた【公務員・官公庁様】の研修記事(一部)はこちら
本日の講師PHOTOレポート
研修を終えてひとこと
若者指導でなかなか答えが出ない始業前や休憩時間中の「食べ物」問題
この研修ではひとつの項目が終わるたびに、グループで意見や感想を話し合ってもらいます。
「Z世代の部下指導」については参加者のお一人から「朝ごはんを食べてこなかったのだと思うが、始業前に(たぶん直前?)コンビニで買ったチキンを食べた人がいて部屋中にその匂いが充満していた」というエピソードをいただきました。
ですが職場の指揮命令下にはない就業時間前の行動なので注意することもはばかられ、念のため上司に「いいんですか?」とこっそり尋ねたところ「ダメに決まってるだろ」という内々の返答でした。ですが時間外なのでどうすることもできなかったというお話です。
その方は「食べ物問題は難しい」「答えが出ない」と話されていました。
本当に私もそうだと思ったのでその後しばらく考えていましたが、注意や指導はできなくても、「部屋中に匂いが充満していた」という客観的な事実があるので、「なんだかチキンの匂いがするね」ぐらいの情景描写的な触れ方ぐらいならいいのかな?と思いました。
いまはコンプライアンスが厳しくなり賃金が発生しない時間帯の指示命令はできませんが、そうは言ってもマナーや慣例上、少し気になる微妙な行動もたまに目にすることがあると思います。
そんなときには、「それはいい、それはダメだ」という評価や「変だ、おかしい」という感情的な表現を含まずに、誰が見てもそうだと思える客観的な事実や、周囲の感じ方(ちょっと気になる等)を伝えるのも方法のひとつかもしれません。
勘のいい子なら気づく・・・ぐらいの表現ならセーフと思いますけど、ダメかしら?
本日の研修データ
研修名:令和6年度東北地区女性職員のためのキャリア支援研修
タイトル:部下のマネジメントを考える
対象:東北管内の係長級の女性国家公務員
目的:女性職員間の相互啓発等による業務遂行能力の伸長、マネジメント能力開発、人的ネットワークの形成
内容:人材マネジメントのポイント「心理的安全性」/人間関係に有効なタイプ別コミュニケーション/新しいスタッフ・新しい作業のOJTのポイント/ハラスメント防止について/能力と意欲を引き出すコーチング
主催:行政機関様
人数:約40名
時間:5時間30分(昼休憩除く)
会場:仙台第二合同庁舎
➡ 昨年講師を務めた2023年の全研修はこちら
*きょうのランチタイム
レパストの「お弁当」
こちらのお仕事先では毎年お弁当を出してくださいます。
品数が多く、とても美味しいお弁当なので、個人的にはランチタイムもひそかな楽しみなのです。
最初にいただいたときにとても感動してうれしくなってしまい、皆さんにもご紹介したくて以下に毎年の写真を掲載しています。
👉これまでのレパストのお弁当
ですがご覧の通り量が多いので、途中でお腹がいっぱいになってしまい、なかなか全部は食べられないのが残念です。
係の方に以前伺ったお話では、男性の講師の方からも「食べきれない」という声をいただくことがあるそうです。
ちなみにレパストはこの庁舎の隣にある仙台合同庁舎B棟の2階にある食堂です。
入り口で必要事項を記入して入館すれば、誰でも(職員さんでなくても)利用することができるので、いつか仕事以外でも利用してみたいと思っています。
(一応)ダイエット継続中?なので、レパストの「ヘルシー膳」が食べたいです。