タイプ別コミュニケーションを解説

7月30日㈪と31日㈮は、
岩手県一関市千厩町の
東磐(とうばん)職業訓練協会さんで、
上級管理者研修を行いました。

訓練協会さんの会員企業から
受講者を募った研修ですが、
一般企業の方も参加できます。

募集内容はこちらをご覧ください

東磐職業訓練協会さんは、
中堅社員研修や女性社員研修などで、
年に数回ご訪問している団体さんです。

今回は恒例のタイプ別コミュニケーションや
コーチングなど、指導系のスキルのほか、
アイデア発想や現実的な現場目標なども加えました。

最初にお話を少し伺ったところ、
すでに役職をお持ちの皆さんなので、
どの方も、内外のリーダー研修等は体験済みとのこと。

そういった中で私が提供できるのは、
物事への柔軟性や、人材マネジメントなど、
実戦的な内容では?と考えて二日間に臨みました。

コーチングの演習では、
2人一組になって、お話の聴き方や、
効果的な質問などを練習しました。

これまでに講師を務めた【管理職・リーダー研修】の記事(一部)はこちら
これまでに講師を務めた【岩手県】の研修記事(一部)と岩手のブログはこちら

➡ その他のリンク 一関市 岩手県(一関市以外)

二日目の最後は、お互いの職場の工夫を共有したり
情報交換のディスカッション。
とてもいい事例なども紹介していただきました。

 

新人のためのオリジナルな現場目標を数字で示してみる

育成者のためのリーダー研修では必ず取り上げている項目ですが、今回もそれぞれの職場に入った新人さんの「一人前の指標」を皆さんに考えていただきました。

いい目標というのは、達成したかしないか、自分にも他人にもわかる目標を指します。以前にも書きましたが、会社や部門ごとに発表される数字は、新人さんにとって身近なものではないため、すぐには当事者意識が持てません。

ですが同じ作業を十分経験している現場の先輩が、新人さんの作業精度や時間・生産数などに言及すれば、その数字は不思議と心に残るものです。そして平均的な新人さんならその数字が気になり、現在の自分とのギャップを意識始めます。それが成長のための第一歩だと私は考えています。

今回の皆さんは、さすがにキャリアを積んだ方達だけあって、どの方からも非常にいいいオリジナル目標が出てきました。会社が与えたものではなく、現場を熟知するリーダーさんが、自分の感覚で伝えてあげるその人だけの個人目標って、結構リアルで効果があるんですよね。

今回の受講者の方達が自分で考えた、「新人さんが一人前になるための指標(期限のある数値目標)」は以下の通りです。どの方の目標も客観的でわかりやすく、言葉にチカラがありますよね。

総務系の方は作業系の方と異なり、数値化がなかなか難しいと思いますが、それでも工夫して出してくれました。ほかの皆さんからはそれに対して「抜き打ちクイズで試すのもいいよね」などというアイデアなども飛び出し、充実したディスカッションになりました。

ほかの会場のリーダー研修はこちら 

 アベリアという花の名前を初めて知りました

東磐職業訓練協会の敷地の一部の生垣に
小さな花が沢山咲いていて きれいでした。

よく見かける花なのですが、
名前がわからなかったので尋ねたところ、
村上局長が研修中にわざわざ教えに来てくれました。

「あの花はアザレイと言うそうです」
そういって、インターネットから打ち出した
プリントを2~3枚渡してくれました。

あとで皆さんに伺ったら、
どうやら全員で調べてくれたみたいです^^
「自分で調べたみたいな顔して持って行ったでしょ?」
と誰かがこっそり教えてくれたことは内緒ですよ(笑)

東磐職業訓練協会「生垣はアベリア」_20180731_083945

 

 本日の研修について

研修名:監督者訓練(業務改善)
タイトル:「上級管理者研修」~管理職として押さえておくべきこと~
テーマ:人材マネジメントとチーム運営
内容:コーチング、タイプ別コミュニケーション、部下指導、リーダシップ、アイデア発想・問題解決
業種:参加者公募
人数:10名以内
時間:7.5時間×2日間(昼休憩含む)
対象者:管理者(課長、部長等)、経営者、リーダー
主催:職業訓練法人 東磐職業訓練協会
会場:東磐職業訓練協会(別名:両磐地域職業訓練センター)