講座の概要、クリップ_w60_Clip 講座の概要

9月30日(木)は岩手県一関市で
石灰製品事業を手掛ける
製造業様のリーダー研修を担当し
報連相とコーチングと目標設定の
講師を務めました。

この研修はポリテクセンター岩手の
生産性向上人材育成支援センターが実施している
オーダーメイド方式生産性向上支援訓練Archive)の
制度を活用して実施されたものです。

8月に担当した研修と同じ内容を
違う参加者の方にお伝えし
演習やロールプレイングを行いながら
生産性の向上を意識する視点で
ご自身の仕事の進め方を
振り返っていただきました。

報連相研修コーチング研修目標設定・目標達成研修オーダーメイド方式生産性向上支援訓練

これまでに講師を務めた 【製造業者様】 の記事(一部)はこちら
これまでに講師を務めた岩手県の研修記事(一部)と岩手のブログはこちら

研修レポート-ノートブック_w60-notebook 本日の講師PHOTOレポート

▼会場は工事事務所の2階会議室

県外で研修や講演のお仕事をするときは
お仕事先からいただいた
N95規格のマスクを着用します。

▼真・報連相のビデオを見ながら考える

▼真・報連相のレベル表を皆でチェック

▼「悪い報連相の実例」を発表し事例の共有と意見交換

▼コーチングの部で最初にご説明

▼二人一組になってロールプレイング

▼講師と参加者の方のコーチング実演

▼最後のテーマは「目標設定」ついて

▼目標に対する最初の行動を宣言して終了

 

ワンポイント・ここがポイント_w60-poit 講師から受講者の皆さんへ

スイスチーズモデルの穴を報連相でふさごう

スイスチーズモデルはイギリスの心理学者ジェームズ・リーズンが提唱した、危険要因から事故・トラブルに至るモデルです。

普段は幾重にもアクシデントを回避するための仕組みが整っていますが、例えばその日に限って「責任者が休み」「システムがメンテナンスで停止中」「急ぎの発注で手順がイレギュラー」など悪い条件が重なってしまい、切って並べたスイスチーズの穴がたまたま貫通してしまうようにアクシデントが発生するという考え方です。

皆さんの「悪い報連相の実例」でも、”普段はやっている(できている)”のに何らかの理由で”この時に限って”というケースが多かったですよね。今回はリーダーさんの研修なので「報連相をきちんとしましよう」というお話ではありません。「どんなときに普段通りにできないか?」ということを意識し、状況に流されずに踏み出す行動が、スイスチーズの穴をふさぐ結果につながると思います。

研修データ55_w55_roung_calender-clock 本日の研修データ

研修名:生産性向上支援訓練
タイトル:職場のリーダーに求められる統率力の向上「報連相と目標設定」
対象:主にリーダーの皆さん
目的:企業の仕組みや業界の背景について理解を深め、一般社員のうちから経営者の視点を理解し、上司の補佐や後輩の育成を行い、生産性向上のためのビジネス感覚を養うことにより、自ら主体的に社内の問題発見・業務改善を現場から発信するために必要な知識、技能を習得する
内容:①報連相(真・報連相) ②コーチング ③目標設定
主催:製造業の会社様
人数:7名
時間:8時間
会場:事業者様工事事務所会議室
運営:東磐職業訓練協会様