講座の概要
9月7日(火)は岩手県一関市様主催の地域企業説明力・情報発信力実践勉強会で講師を務めました。
この勉強会は以下のチラシで参加者を募集したものです。
勉強会ではハローワーク一関の川崎晶大 上席職業指導官が『求人票の書き方について』を最初の30分間お話をして、残りの2時間を私が担当しました。
テーマは『HPを活用した企業の魅力を伝えるPR方法について』です。
勉強会では今まで自分が研修や指導で人材育成をお手伝いしてきた経験やマーケティングの考え方などから採用ページの必要性や
掲載すべき項目、見せ方などをお伝えいたしました。
9/8追記)尚、この勉強会は9月8日の岩手日日新聞にも記事が掲載されました。
これまでに講師を務めた 【ネット活用・PC・広報】 の研修記事(一部)はこちら
これまでに講師を務めた 【公開講座(参加者公募)】 の研修記事(一部)はこちら
これまでに講師を務めた岩手県の研修記事(一部)と岩手のブログはこちら
本日の講師PHOTOレポート
▼会場は一関市保健センターでした。敷地内にハローワーク一関もあります。
▼一関市商工労働部次長で工業労政課の小野寺課長が開会のご挨拶。着席されているのがハローワークの川崎上席職業指導官です。
▼コロナ禍での研修です。今回は先日お仕事先にいただいたN95のマスクを早速使わせていただきました。でもちょっとアヒルみたいですね。
▼マーケティングの事例を引き合いに、感情に訴える重要性をお話しています。
▼リクナビ等の「先輩たちの声」で同業に入社した皆さんの会社選択の理由を見て、それに対応する情報が自社サイトに掲載されているかどうかを考えていただきました。
▼動画やSNSの活用についてお話をしました。私が昨年作成した採用動画も一例として見ていただきました。
講師から受講者の皆さんへ
高校生が知りたい情報がHPに掲載されていますか?
高校生向け就活サイト「ジョブドラフト」を運営する株式会社ジンジブが調査した「高校生が会社を選ぶ際に知りたいと思う情報」のアンケート結果です(※詳細はこちら)。第1位が「社風・職場の雰囲気」(63.6%)、第2位が「休日などの待遇」(62.2%)、第3位が「実際の仕事内容」(59%)、第4位が「人間関係」(54.9%)でした。
この結果を見て見ると、社員の方達の飾らない日常風景が明るい雰囲気の写真で表現されているなど、ビジュアル的なアピールが高校生の心をつかみやすいと言えます。ですが企業のコーポレートサイトはそもそもが、その会社のお客様向けに作られているので、製造業や建設業などのサイトでは違和感があります。
ならば採用者向けのサイトを作成してその中にそういった情報を掲載すればいいですよね。採用サイトは初任給など数字だけを掲載しているHPが意外に多いのですが、実際の仕事現場や社員の方の写真、そして簡単でいいので会社の雑学やストーリーなども加えると興味がわき「自分たちに向けて情報発信してくれている」という思いが就活生にも伝わって好感度が増すのではないでしょうか。
マーケティングで購買行動の順番はknow(知る)→like(好きになる)→trust(信頼する)ですが、採用活動も「知る」を充実させないと「好き」になってもらえないかもしれませんね。
本日の研修データ
研修名:地域企業説明力・情報発信力実践勉強会
タイトル:「HPを活用した企業の魅力を伝えるPR方法について」
対象:一関市内企業の採用担当者様など
目的:高校生や若者等が地元企業に興味を持ち、地元で働く場として選択するヒントにつながるように、魅力的な会社概要・業務内容を伝える
内容:感情に訴える、採用ページの重要性、掲載したほうがいい項目と見せ方、動画やSNSの活用、など
主催:一関市様
人数:8名
時間:2時間
会場:一関市保健センター
共催:東磐職業訓練協会様