講座の概要
2020年7月22日（火）は
山形産業保健総合支援センター主催の
メンタルヘルス研修会で
講師を務めました。
内容は「タイプ別コミュニケーション」です。
様々な人への効果的な接し方を学びながら
お互いの違いを認め合い活かしあい
良好なコミュニケーションにつなげ
健全で前向きな職場風土の醸成を目指します。
この内容は元々、4月に同団体の主催で
新庄で行う予定でしたが
新型コロナウィルスの影響で延期になり
山形市で7月に行うことになったものです。
会場では入場前に検温、手指のアルコール消毒
そしていつもの２倍の広さを確保して
参加者同士が隣り合わないように
ソーシャルディスタンスを守りながら
開催されました。
「タイプ別コミュニケーション」は
同研修会で2012年10月19日にもやっているので
「またか」と思う方もいらっしゃるのでは？
と思いましたが、あれから8年が経ち
参加される方の顔ぶれも
少しずつ変わっているようです。
以前も受講したという方が
数名（主に私の知人）のみだったので
ちょっと安心しました。
告知ページはこちらでした（過去ページ）
（? Internet Archive）
▼会場は食糧会館（山形市旅篭町）でした。（Googleより）
本日の講師レポート
私はDiSC の認定資格がありますが
この講座はDiSCの内容やコーチA社のタイプ分け
クロニンジャー博士のパーソナリティ理論（PDF）などを
ミックスしたオリジナル講座です。
そのためタイプの名称にはDiSCの
D Dominance（主導）
I Influence（感化）
S Steadiness（安定）
C Conscientiousness（慎重）
ではなく、コントローラー、プロモーター
サポーター、アナライザーを使っています。
※ちなみにDiSCではその人の固定観念を払しょくするため
あえて意味を持たない無機質な頭文字を名称にしています。
講座では質問に答えて自分の傾向を集計し
それぞれの特長や接し方のポイントなどをお伝えしました。
今回はコロナ禍での開催だったため
いつものワークやロープレは行わず
ビデオを使ったタイプ当てクイズなどで
イメージを深めていただきました。
DiSCのほうの簡単な資料は
英語版でよければ以下にあります。
抵抗がない方はぜひご覧になってみてください。
https://www.slideshare.net/onlinedisc/disc-personality-types-235651557
▼今回は講師席の前にスクリーン！
ですがスライドを指したり
ホワイトボードに板書したり
結構、動き回ってしまいました・・・
（受講者の皆さんとは十分距離があったと思いますが）
受講者の皆さんへ
家庭的な経営など僕には気持ちが悪い
上の画像は2015年に出版された堀江貴文氏の新刊の広告文です。
書籍内容の一部が引用されていますが、これを読むとホリエモンがコントローラー要素の強い方であることがよくわかります。
社内の雰囲気や仲間同士の家族的なつながりのような「目に見えないところ」よりも、目に見える「成果」を重視する氏の特性が読み取れますが、逆にこの気質が数々の成果を生み出してきたとも言えます。
ライブドアはなくなりましたが、当時社員だった人達はいま、LINEの開発に関わり優れた手腕を発揮しています。その意味では堀江氏のつくったライブドアは今も日本のIT業界を動かしているんですよね。そう考えるとコントローラーへの憧れや尊敬の念も生まれてきます。そうやってお互いの優れたところを認め合えるようになるのが「タイプ分け」の有益なところだと思います。
本日の研修データ
研修名：第129回産業メンタルヘルス研究会
タイトル：職場のコミュニケーションを円滑にするタイプ別接し方
対象：人事総務担当者、保健師・看護師・衛生管理者等の産業保健に関わる方
目的：働く人たちがお互いの個性や価値観の違いを理解・承認して接し方を工夫し、人間関係のストレスを軽減することで豊かなチームワークを築き、良好な職場風土の醸成とそれによる生産性の向上を目指します。
内容：質問回答と集計、タイプ別特性と接し方、タイプ当てクイズ、など
主催：山形産業保健総合支援センター様
人数：約30名
時間：2時間
会場：食糧会館（山形市旅篭町）
