講座の概要
3月13日(火)は久慈広域連合消防本部様のコーチング研修の2日目でした。
前日の様子は以下をご覧ください。
➡ 2024(1日目グループ)広域連合消防本部様でコーチング研修の講師を務めました。(岩手県久慈市)
この研修は主に係長級以上の職員様を2つのグループに分け、3月12日の午後と3月13日の午前(共に所要時間は3時間)に、二日間にわたって担当させていただきました。
内容はコーチングの基本と実践の要点をコンパクトにまとめたものです。研修の後半は2人1組でロールプレイングを何度も行いながら、お話の聞き方や質問のコツなどを演習していただきました。
昨年のハラスメント防止研修(1日目・2日目)に引き続き2年目のご訪問となりますが、前回「ブログ等での発信は大歓迎、我々の活動をどんどん紹介してほしい」と伺っていたため、今回もお名前を明示して掲載しています。
皆さんにお目にかかるのは二度目ですが、昨年も今年も懇親会にご招待していただき、いろいろとお話を伺いながら組織運営の熱意を感じることができました。
前回のご訪問の様子は以下をご覧ください。
➡ 2023(1日目グループ)広域連合の消防本部様でハラスメント防止研修の講師を務めました(岩手県久慈市)
➡ 2023(2日目グループ)広域連合の消防本部様でハラスメント防止研修の講師を務めました(岩手県久慈市)
➡ 久慈消防署で指令センターと消防車を見学しました(岩手県久慈市)
これまでに講師を務めた【コーチング研修】の記事(一部)はこちら
これまでに講師を務めた【岩手県】の研修記事(一部)と岩手のブログはこちら
➡ その他のリンク 岩手県(一関市以外) 久慈市 公務員・官公庁様 公安職様
本日の講師PHOTOレポート
▼本日も会場は久慈広域連合消防本部(久慈市防災センター)の3階「防災教育ホール」です。
左奥が消防本部とその周辺です。隣接する「お食事処 おおみや」さんまで再現されています。
左手前は救助活動の現場を再現。この写真ではわかりにくいのですがヘリコプターも飛んでいます。
昨年は消防長室に消防長手作りの別なジオラマがあって写真を撮らせていただきましたが、昨年の消防長は退官されて今は市の職員に異動されました。
ですが今回も初日にごあいさつに来てくださって、より本格的にバージョンアップしたこのジオラマのことを教えてくれました。どの方も消防が好きで誇りと愛情をもってお仕事をされていることを感じます。
▼林業がさかんな地域らしく一枚板と木株を活かしたテーブルです。
違う場所には一枚板のベンチもありました。
久慈周辺は山が多く林業を営む事業者さんも多いようです。
男性が多い職場は女性用のお手洗いが遠かったり個室の数が少なかったりします。
ですがこちらのホールは市民が利用する公共施設も兼ねているためか、出入り口のすぐ向かいに男女同じ広さのトイレがありました。
係長さんのお話では、この会場は災害時には避難所になるそうです。
なるほど。折しも東北では2日前に東日本大震災の発生13年目を迎えたばかり。震災を機に様々なことが災害時を想定して考慮されているのだと思いました。
▼コーチングとティーチング、コンサルティング、カウンセリングの違いを説明。
▼コーチングはインタビューと似ています。講師と参加者の一問一答。
▼後半は実践編。机を取り払い2人1組になって何度もロールプレイング。
▼トランプを利用してペア組変更。次のロープレは誰に当たるかな。
▼研修終了。最後は中屋敷消防長が締めのごあいさつでビシッと決めてくださいました。
(反省)コーチングは自分で考え自分でアレンジして自分でどこかに活かすこと
今回のように日を分けて同じ内容を2つのグループに行う場合、演習の進行度合いや参加者からのご質問で、何から何まで同じにはいかない場合があります。
2日目はお一人の方から「コーチングは部下から相談や悩みごとが上がってこない場合は活用できないのでは?その場合はどうすべきですか?」という主旨のご質問を個別にいただきました。
初日はその点について十分に言及し「1対1の面談でなくても、傾聴や質問や承認のポイントは要所要所で切り取って単独に活用できる。フルコースでコーチングができなくても、どのシーンに何をどう生かすかは皆さんが自分で考えること」とお伝えしました。
ですが、2日目はその説明に不足があったと思います。
質問者にそれをお伝えしたら「あ、その感じでいいんですね」と、軽いお気持ちになったようです。そのほっとされた笑顔を拝見して、私は自分の2日目の進め方を反省しました。
ほとんどの方は1対1で部下にコーチングを行う機会などありません。「自分で考えて自分でアレンジ」はそういった方達にきちんと伝えるべき重要事項だったと思いました。
本日の研修データ
研修名:コーチング研修会
タイトル:コーチング〜部下の育て方と接し方〜
対象:事務局職員、消防職員の係長級以上及び消防司令補の皆さん
目的:管理監督者が実務で生かせる技能と知識を深め指導力の向上を図る
内容:コーチングの基本知識、コーチングの実践応用(傾聴と信頼関係、質問と課題解決)
主催:久慈広域連合消防本部様
人数:54名(1日目30名・2日目24名)
時間:3時間×2回
会場:久慈市防災センター3階防災教育ホール
➡ 昨年講師を務めた2023年の全研修はこちら
*きょうのランチタイム
らーめんの千草 の「らーめん」
今日のランチは、前夜の懇親会で皆さんから強力におススメをいただいた、「らーめんの千草」のらーめんをいただきました。
美味しいです!これは通り一遍の「ラーメン」というよりも「千草のラーメン」という別物に思えます。
個人的にはこのラーメンを食べられたことを神様に感謝したいぐらい美味しくて幸せでした。
らーめんの千草の駐車場(提携パーキング)はお店の裏側に面した細くてわかりにくい道沿いにあります。
駐車場自体も狭くて出入りしにくく「初めての人はわかりづらくて停めにくい」ということで、消防本部の佐藤係長が車でお店まで連れて行ってくださいました。
お店の裏口が駐車場(提携パーキング)に面しているので、そこに車を停めると店には裏口から入れます。千草を利用すると、この駐車場の無料券(?未確認)がもらえるそうです。
裏口の看板には「久慈名物」と書いてあります。言い切ってます。一介の小さなラーメン屋さんが久慈名物を名乗るなんて案外強気?。
佐藤係長のあとに続き、店内の通路を通ってお店のフロア(客席スペース)に向かいます。
この通路はきっと昔は裏庭に通り抜ける土間だったんでしょうね。間口が狭く奥行きが深い伝統的な街道沿いの町屋のつくりだと思います。
店内が満席で大変混みあっていたため、スタッフの方からお店の外で待つように言われました。確かに出るお客さんと入るお客さんが行き来して狭い店内の通路が滞り気味。
それにしても今日の久慈は風が強いです。仙台人の私は寒くて震えるぐらいですが、佐藤係長は防寒着なしのスーツ姿なのに平気だそうです。さすが地元の人は強いです。
来ました!
外で待つこと20分、着席してからも7〜8分待って、ようやく「久慈名物」の「らーめんの千草」の「らーめん」です!!
あ!すごく美味しいです!これは美味しい!澄んだ鶏だしのあっさりスープが最高に私好みです。
麺は自家製麺とのことですが、こちらも私好みの「のどに吸い付く」(わかりますか?)食感です。
らーめんの千草のらーめんは久慈市民のソウルフードであり「誇り」である、と、どこかで読みましたが、心から納得できた美味の一食でした。
仙台にも支店があるそうですが、これからも胸を張って「久慈名物」を名乗っていただきたいと思います。