講座の概要
1月29日(土)は
岩手県一関市の製造業様で
リーダーのための
コミュニケーション研修で
講師を務めました。
こちらの会社様では昨年の5月から
階層別研修を担当しています。
今年度最終回の本日は
役職者の皆さんを対象に
人材マネジメントに必要な
上司と部下のコミュニケーションについて
以下の項目を中心にお伝えしました。
・ハラスメント防止(パワハラ防止)
・OJT指導のポイント
・コーチングについて
・困ったスタッフへの関わり方
前回はインバスケット体験や目標設定など
リーダーとしての判断力や振る舞い方でしたが
今回は対人スキルに的を絞り
ロールプレイングなども何度か行いました。
この研修はポリテクセンター岩手様の
オーダーメイド方式生産性向上支援訓練制度を
活用した「組織力強化と管理」訓練の一環として
提供をさせていただきました。
これまでに講師を務めた 【コーチング研修】 の記事(一部)はこちら
これまでに講師を務めた【ハラスメント防止研修】の記事(一部)はこちら
➡ その他のリンク OJT指導者研修 困ったスタッフへの対応 製造業 オーダーメイド方式生産性向上支援訓練 一関市 岩手県
本日の講師PHOTOレポート
▼会場は工事事務所2階の会議室でした
▼ハラスメントになる場合、ならない場合の解説(パワハラ防止の部)
▼気になったことは最初のうちになるべく早くフィードバックすること(OJT指導者の部)
▼二人一組で何度かロールプレイング(コーチングの部)
▼10センチの頷きでお話を聞く実験
▼「欲しいもの」をテーマに一問一答でイメージを明白に
▼コーチングの部の最後は恒例の「ビフォー・アフター」ロープレです
講師から受講者の皆さんへ
勘違いが多いスタッフはリーダーのほうが相手に合わせた伝え方を工夫する(困ったスタッフの部)
研修で見ていただいた写真です。大事なお客様に業務上必要なDVDを送るので、用途をきちんと話して緩衝材の付いた封筒を夫に頼んだら、こんな水玉封筒を買ってきました(まったくの予想外!)理由を尋ねたら「届くと嬉しいと書いてあるので、これがいいかなぁと思って」わざわざにこれにしたらしいです・・・
用途を話したらそれ相応の事務的な茶封筒を買ってくるだろうと思うのはこちらの思い込み。うちの旦那さまみたいに”つながらない人”は、最初から私が「こういう封筒を買ってきてね」と指定すべきだったんですよね^^
指示・命令に対して予想外の行動をとる人に対して「ほかの人は理解するのになぜあなただけできないの?」と批判的になりがちですが、仕事ができて柔軟性もあるリーダーさんのほうがより的確に相手に合わせることができるはず。優先すべきは自分の感情ではなく間違いのない(間違わせない)業務の遂行ではないかと思います。それがパワハラ防止にもつながるのでは。
本日の研修データ
研修名:生産性向上支援訓練
タイトル:組織力強化と管理~リーダーのコミュニケーション~
対象:役職者の皆さん
目的:マネジメント力の向上
内容:ハラスメント防止(パワハラ防止)研修、OJT指導者研修、コーチング研修、困ったスタッフへの関わり方
主催:製造業様
人数:約10名
時間:8時間
会場:お客様の工事事務所会議室
運営:東磐職業訓練協会様