講座の概要
2020年9月18日(金)は秋田県秋田市で
OJT指導者研修の講師を務めました。
この研修は8月4日に担当した
OJT指導者研修とほぼ同じ内容で
そのときに参加していただいた
グループ会社の方が
「うちの会社でもやってほしい」
と、上部に掛け合ってくださって
本日に至ったものです。
うれしいものですね。
本当にありがとうございます。
研修では、誰に対しても有効な雑談の進め方や
目標の数値化・期限化について。
そして小さな覚悟を決めてもらう重要性、
パワハラと言われない叱り方、
最後に「部下があこがれる上司になる」
などの項目をお話いたしました。
これまでに講師を務めたOJT指導者研修の記事(一部)はこちら
これまでに講師を務めた【秋田県内】の研修記事(一部)と秋田県のブログはこちら
➡その他のリンク 秋田市
本日の講師レポート
▼ご担当の役職者の方からせっかく素敵なタイトルをいただいたのに、テキスト資料の標題を差し替えるのを失念してしまいました。大変申し訳ありませんでした。
▼今回も画面を切り替えながら、他の会場で行ったコーチングのロールプレイングの模様をご覧いただき、私自身の体験談などもたくさんお話をいたしました。
受講者の皆さんへ
「見たらわかる」「見ればわかる」は通用しない世代
上の音声は、ある社内カウンセラーの方と私がお話をしたときのものです。(ご了解を得ていますが声は変えています)
最近の若い社員の方は「自分の今いる場所が見えない」と悩み、退職を考えるケースも多いそうです。学校環境の中で資料を豊富に用意して計画的に物事を進めていくスタイルになれているので、キャリアプランをきちんと細かく作成して明示して上げないと迷ってしまう、というお話でした。
X世代の私などは、そういったものを提示されると逆に自分が型にはめられているようで窮屈に感じてしまうのですが、最近の若い皆さんはどこに行っても上の人たちが道筋を付けてくれているので、自らが何かを強烈に欲して自分で必死に考える経験が少ないように感じます。
ですがそれは彼らに非があるわけではなく、私達も今の時代に生まれ育ったならばそのような思考になっているに違いありません。
「見たらわかる」「見ればわかる」「自然に身につく」と私達が当然のように思っていることでも(たとえば挨拶や上下関係のようなことでも)、本人が望むなら一度はきちんと「見せて」「説明して」「教える」ことが必要になって来ます。
ただし、人のレベルや資質は様々なので、こちらが敢えて教えなくてもどんどん覚える人材も確実にいます。大切なのはそれが必要かどうかの見極めで、そのためにも「心理的安全性」を保った、本音の会話が重要になってくると思います。
本日の研修データ
研修名:OJT指導者研修
タイトル:未来を託す若手社員、育成の肝
対象:主に中堅社員の皆さん
目的:人材育成と定着支援
内容:人間系の構築、目標設定、コーチング、予告の重要性、叱り方など
主催:建設コンサルタント事業者様
人数:約40名
時間:3時間
会場:アキタパークホテル
運営:建設コンサルタント事業者様