今日のショートレポート
01月17日㈭は
石巻で女性リーダーの皆様を対象に
「タイプコミュニケーション」講座を行いました。
この研修は女性リーダーの皆様に
月に1回行っている研修で
今回は全5回のうちの三回目になります。
本日はリーダーとしてのコミュニケーションがテーマです。
様々なキャラクターを持つ上司、部下、同僚たちに
特性を踏まえたアプローチができるように
タイプ別の特長や効果的な接し方などを
基本編と応用編に分けてお伝えしました。
この研修は人数が少ないと
タイプが偏ってしまうことがありますが
(ときに全員が同じタイプということも…)
今回は8名の中にすべてのタイプが含まれたので
お互いの違いなども語り合うことができました。
応用編では動画をつかったタイプ当てクイズや
効果的な対応事例などを見ていただき
最後はビフォー&アフターのロールプレイング。
お願いごとをするときに
相手に承諾してもらいやすいように
表現を変えたり目的を変えたりすることで
反応の違いなどを実際に演習しました。
この研修の参加者は選ばれた皆さんなので
どの方も前向きで察しがよく
演習にも臨機応変に対応していただき
とても実のある時間になりました。
これまでに担当したタイプ別コミュニケーション講座(抜粋)はこちら
アナライザーは数値化、サポーターは具体化
今回の演習で私が印象深かったことは、アナライザーの方に数字を使った言い方をしたときと、サポーターの方に行き先を具体的に告げたとき、その瞬間に相手の方の表情がほんの少し変わったことです。
演習のテーマは、それぞれにタイプに合ったお願いのしかたをしてみるというものでしたが、アナライザーの方にクレーム対応をお願いするロールプレイングで依頼者が「これでもう4回目なんです」と話したら、すぐに「4回は多いね」と言って応じてくれました。
また、サポーターの方に車での送迎をお願いするときに、1回目(ビフォー)は「懇親会場と会社の往復」というざっくりした言い方で頼んだのですが、2回目(アフター)に「ここから八鶏飯蔵(はっとりはんぞう:焼き鳥店)まで行って、終わったら八鶏飯蔵(はっとりはんぞう)からまた会社まで戻る」と具体的に告げたところ、サポーターの方は行程をすぐに思い描いたようで、1度目と異なり「あぁ、オッケー、オッケー」と何度も大きく頷いてお話を聞いてくれました。
ロールプレイングは動画撮りしてその場で再生し、皆で振り返りを行いましたが、状況や行動が自分の理解しやすい表現に変わっただけで、お話を聞くときの表情も少し和らぐことに、私自身が驚きました。
やはり相手に合った表現を工夫することで、結果が変わるのではないかと思います。
(※過去のショートTipsはこちらです)
佐藤真希さんがつくったとても素敵なつまみ細工の髪飾りに感動!
お昼休みに参加者の佐藤真希さんから、とてもきれいな手づくりの髪飾りを見せていただきました。
色合いも質感も大変素敵なので、思わず「うわー!」と感動し、すぐに写真に撮らせていただきました。
これはつまみ細工という伝統技法だそうです。この作品はお友だちのご依頼で作成したもので、卒業式に袴を切る娘さんのための髪飾りということでした。
佐藤さんは実際の着物を見て、自分でデザインを考えて色を選んで、ひとつひとつ丹念にピンセットで作り上げているそうです。
写真ではよくわかりませんが、取り外しができる房飾りとセットになっていて着物やそのときの髪形によって使い分けできます。
今日のお昼休みはこの話題でもちきりでしたよ!
(※過去のこぼれ話はこちらです)
本日の研修データ
研修名:女性職員エンパワーメント研修③
タイトル:リーダーとしてのコミュニケーション
テーマ:タイプ別コミュニケーション
内容:部下・後輩・上司・同僚との効果的な接し方
業種:協同組合
人数:8名
時間:9:00~17:00
会場:団体様会議室