★★★福祉施設・介護事業者様向けリスクマネジメントセミナーで「困った社員講座」を行いました(宮城県仙台市)

1月30日に保険会社様主催のリスクマネジメントセミナーで、
「リーダーのための部下育成研修」
~困った職員・問題社員への育成・指導のツボを伝授します!~
というタイトルで研修を行いました。
内容は、昨年もご依頼が多かった
困った社員講座の短縮版です。
今回は対象の福祉施設・介護事業者様が
対象のセミナーということで
内容も少しアレンジし
約60名の方にお集まりいただきました。
通常、3時間で行う内容を
2時間ちょっとに縮めたため、
少し早口になってしまいましたが、
自分の過去の体験などもお話しを
しながら進めました。
構成は普段と変わらず、
- 価値観が違う人との会話のコツ
- 「個性的な人」「扱いにくい人」への理解
- 「話が合わない人」と雑談するには
- 困ったクン・困ったさんの育成ポイント
で進め、短いながらロープレも少し行いました。
index
「暗闇」に寄りそう
(本日の受講者の皆様へ)
今日、とても共感できるブログに出会いました。
「残酷な正しさ。|心理カウンセラー衛藤信之」です。
ブログにも書かれている通り、
確かに人は、正論を持ち出されるとNOと言えませんし、
表面上は「頑張ります」「やってみます」と言いますよね。
または、無反応だったり逆切れされてしまったり、
なかなか、ほかの人と同じようにはいかないので戸惑います。
課題の多い社員・スタッフの方と向き合うと、
なんとか、いい方向に変わって欲しい気持ちが先立ち、
機会があるたびに改善の働きかけをしてしまいますが、
「困った社員」は他者から受容されない経験が多いので、
人からの指摘が入ると無意識の防御体制になりがちです。
それが条件反射のように瞬間的な謝罪や、過敏な反論に、
なっているように思いますが、
それは長い間の”学習”の結果かもしれません。
「困った社員」が成長のために一番必要としているのは、
自分への理解と共感であり、敵ではなく味方である、
という発想で接してみると、お互いの関係性が変わり、
指導やリスク回避のヒントが見つかる事がとても多いです。
ふと浮かべるネガティブな思いを否定して沈めてしまわずに、
評価を含まない会話で寄り添ってみるのが第一歩だと思います。
本日の研修について
研修名:リスクマネジメントセミナー
タイトル:「リーダーのための部下育成研修」
主催:三井住友海上火災保険株式会社様
株式会社オンワード・マエノ様
テーマ:部下指導
会場:三井住友海上火災保険仙台支店会議室(宮城県仙台市)
人数:約60名
時間:2時間10分
対象者:福祉施設・介護事業者様
雇用慣行賠償責任保障
パワハラやセクハラ、不当解雇などの訴えで、
従事者より賠償請求がなされたときに、
損害賠償責任や訴訟費用等を保証する保険(特約)
があるそうです。
今回、最後にご挨拶をされた内田社長のお話を聞いて、
初めてそういった保障があることを知りました。
実は昨年の秋、岩手のお仕事先の社長さんから、
「知人の会社で揉めた」事例を伺ったばかりだったので、
他人事とは思えませんでした。
保険に関しての詳しいことはわかりませんが、
加入件数はとても増えているそうです。
働く人だけでなく、事業者の方達も安心したい、
そんな思いが伝わってきました。