お客様にスマホで映画を見る方法を尋ねられ、自分は映画館はおろかレンタルでもネットでも映画はほとんど見ない人なので、どんなアプリがあるのかもよくわからないまま、あれこれと試していました。

調べている過程でShow Boxという海外アプリが気になり、ダウンロードしてのぞいてみたら、一番人気に「マイインターン(原題:The Intern)」が表示されていました。

「マイインターン」は先日、知人のMさんから強力なおススメがあった映画で、見どころなどを伺ったばかり。

元々映画に無関心なので、そのときはさほど興味が湧かなかったのですが、上記のアプリで原語版をチラッと開いて(無料)見てみたら、出だしがすごくよかったんですよね。特に主人公のベンがスタバで若いビジネスマンの二人組に相席を頼まれるところが。この数秒を見ただけで、ものすごく興味が湧いてきて、結局、すぐにAmazonで199円を支払ってそのままネットで全編(字幕版)を二回も見てしまいました。

洋画を最初から最後までまともに見たのはもしかして10年ぶりぐらいかもしれませんが、オシャレで素敵な小品という感じでとても面白かったです。

ただ一点。

夫婦問題があんなにあっさり解決するのはチト安易かな~?と(笑)

解決を予感させつつ、描かずに終わるという終わり方もあったはずなのに、そうしなかった結果として、少々チープ感が出てクオリティが落ちたのは、そうまでしても未解決では終わりたくなかった監督さんのこだわりなんでしょうね。

私の嗜好として、つい、ビデオカメラのSONY、電卓のCASIO、携帯電話のSAMSUNGなど、この世代でこの感じのアメリカ人男性ってこんなの使ってるのかな?みたいなところに興味が行ってしまったり、スマホやSkypeの着信音など日常的に非常に聞き慣れた音が洋画から流れてくる不思議な感覚もありましたが、ロバート・デ・ニーロもアン・ハサウェイも見ているだけで、ただそれだけで満足するぐらい魅力的で、素敵な映画だな~と思いました。

視聴後に他の方の感想をブログ検索してみましたけど、タイトル含め、この方の感想が一番自分と一緒でした。▼▼▼

「マイ・インターン (2015)」デニーロのハンカチ論とアンハサの作り笑顔。夫婦問題が勝手に解決する点以外は超面白かった