講座の概要、クリップ_w60_Clip 講座の概要

11月30日(水)は市民センターの館長様を対象にした組織マネジメント社員研修で講師を務めました。

こちらの団体様の社員研修(職員研修)は過去にも職員様・関連組織様(PTA)に向けた「タイプ別コミュニケーション社員研修」などを太白区、宮城野区で2015年から何度か担当させていただいておりましたが、今回は今年の7月にお引き受けした「ハラスメント相談員向け社員研修」のご縁でお声がけをいただきました。

組織マネジメントと言うと難しそうに感じますが、皆さんがお困りなのはチームビルディングや人材マネジメントなどの「対人スキル」の分野なのではないかと思います。

研修では「タイプ別コミュニケーション」「コーチング」「困った社員への関わり方」「ハラスメント防止」のうち、「タイプ別コミュニケーション」と「コーチング」を主軸に据えながら、自分の体験を踏まえたエピソードなどもご紹介させていただきました。

これまでに講師を務めた【タイプ別コミュニケーション】の記事(一部)はこちら
これまでに講師を務めた【コーチング研修】の記事(一部)はこちら

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研修レポート-ノートブック_w60-notebook 本日の講師PHOTOレポート

▼会場は太白区中央市民センター大会議室でした。

▼自己紹介をしています。

▼物事への向き合い方に対する男女差についてお話をしました。

▼コーチングの基本である「傾聴」についての解説。

▼コーチング演習では二人一組で何度もロールプレイング。

▼自分自身の過去のエピソードなどもご紹介をさせていただきました。

ワンポイント・ここがポイント_w60-poit 講師から受講者の皆さんへ

とりあえずマインドはスルーして、まずは「目に見える」ところから

配下のスタッフに対して何か一番気になるかと言えば、利用者さんへの態度だったり仕事への取組み姿勢だったりします。ですが、今日お伝えした「タイプ別コミュニケーション」でもお話をさせていただいたように、「態度」や「姿勢」というのはその方の持って生まれた資質や、長い社会経験で学習した「生きる知恵」でもあります。

皆さんがご自身のキャラクターのある部分を他人から批判されて「明日から改めなさい」といきなり言われても、すぐに変えられないばかりでなく、自然でナチュラルでありのままの自分の「素」の状態を人から否定されたことで反発心を強めたり意固地になったりするかもしれません。

そうならないためには、一番変わって欲しい「心根」の部分はとりあえずスルーしたうえで、その方の”目に見える”行動をピックアップしていくのが効果的です。たとえば利用者様に尊大な態度をとる方の行動が「ため息」や「舌打ち」に表れているとしたら、その背景となっているマインドではなく、目に見える「ため息」や「舌打ち」に焦点を当てるべきだと考えます。心根はすぐに変わらなくても、行動を変えていただくことで人間関係の質が変わり、結果的に心根が変化するケースも多いんです。

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研修データ55_w55_roung_calender-clock 本日の社員研修データ

研修名:組織マネジメント研修
タイトル:組織マネジメント研修~よりよい市民センターの組織運営をするために~
対象:市民センター館長の皆さん
目的:職員のやる気向上、目標達成のための組織マネジメント、ハラスメントを起こさないための職場づくり、など
内容:男女差により相互理解、タイプ別コミュニケーション、コーチング、困った社員への接し方、ハラスメント防止
主催:公益財団様
人数:合計約60名
時間:3時間15分
会場:太白区中央市民センター 大会議室

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