昨年、オーディオブックというものを、
初めて利用してみました。

 

新幹線で移動するときに、
ぼんやりと車窓を眺めながら、
スマートフォンで何か聞いて行きたいなぁ、
と思って探したら、
いいサービスがあるじゃないですか。

これ↓↓↓
FeBe

 

朗読という人手がかかっているためか、
一冊、一冊のお値段が、思ったより高い!
と、思いましたが、
試しに購入してみたら、
auウォレットに溜まっていた、
ポイント(っていうの?)が使えたので、
お安く購入できました。
ポイントはまだあるので、もう数冊は行けるかも。

 

買ったのは、前から気になっていたこちら。
スタンフォードの超人気講座の人気講師、
ケリー・マクゴニガルさんの、
「自分を変える教室」

書影

[オーディオブック版] スタンフォードの自分を変える教室

著者:ケリー・マクゴニガル/著、神崎朗子/翻訳
再生時間:9時間18分

オーディオブック配信サービス「FeBe」

 

ちょうど、昨年の後半あたりから、
自分の「やる気」や「先送り体質」
について考えていたので、
我ながら、タイムリーなチョイス
だなーって。

 

あ、もちろんこの本は、
普通にペーパー版でも出版されています。

 

ケリーさんによると、やる気=意志力というのは、
「やる力」「やらない力」「望む力」という
3つの力を駆使して目標を達成する
(そしてトラブルを回避する)力だそうです。

 

本では、瞑想の効果についても書かれていて、
個人的に、これは一理あると思います。

 

ケリーさんが教える瞑想はとても簡単で、
楽な姿勢で、ただ呼吸を意識するだけのもの。
そのうち、意識が呼吸から離れて、
違うことを考え始めたら、また意識を呼吸に戻す。
ただそれだけ。

 

別な本で読みましたが、
呼吸や咀嚼を含め、歩く、泳ぐなどのリズム運動は、
セロトニンを活性化するそうなので、
落ち着いて冷静な行動を
取捨選択できるようになるためにも、
瞑想は効果的だと思いました。

 

*    *    *    *

 

ただ、ですね。
自分が一番気になっているのは、
「やる」「やらない」「望む」ではなく、
「やめる力」のほうなんです。

 

言い換えれば、「やる力」というよりは、
「やりたくない」を突破するチカラ。
そっちの表現のほうが、
自分の心情にはピッタリ来ます。

 

それは、今、まさに楽しんでいる何かから離れて、
「やるべきこと」に着手する切り替えパワー、かな。
これが私は弱いんですよ^^

 

特に、ブログを書いたり、
Wordpressの設定などをいじっているときなどは、
調べて納得したり、新しい発見がとても心地いいので、
ついついハマって長居をしてしまいます。

 

で、ここからが自己分析ですが、
私が「やめたくない」のは、
今の作業が楽しい、ということ以外に、
「やるべきこと」のほうに、
漠然としたストレスを感じているときが、
すごく多いように思うんですよね。

 

たとえば。

 

見積書・・・をつくる前に、まず、
個々の金額を細かく精査しなければいけない、とか、
研修レジュメ・・・をつくる前にまず、
先方から受け取ったボリュームの多い仕様書や、
リクエスト項目に、隅々まで目を通す必要があったり。

 

ということは、見積書や、
レジュメ作成自体が億劫なのではなく、
その手前の作業に課題があったり、
確認事項の把握がよくできていないときに、
機動力が極端に落ちる、ということだと思います。

 

つまり、私の場合、「やめたくない」の核心は、
着手すべき作業への不安や不透明感、ですね。
新しいことにチャレンジする行動力はあるほうですが、
見通しが効かず、なんだかよく、
わけがわかっていないことに取り組むのが超苦手な私、
なのです。(特に数字や細かい文章の読み込み等^^)

 

ですが「やりたくない」と感じているタスクほど、
気持ちのハードルが高いことを、
自分で無意識にわかっているわけですから、
そのときこそが、逆に、絶好のチャンスなのかな、
と、最近では、思い始めています。

 

私にとって、「やりたくない」は、
トリガーになり得るんですよね。

 

「やりたくない」と感じたら、
それが、やる合図、やるタイミング。

 

そういう法則を自分の中につくって、
そのルールに従う形で、
無感情に淡々と進めて行けば、
今年は、タスクが溜まることもないかしら(笑)

 

2018年は、そんなマイルールで、
仕事を進めていきたいと思います。

 

「やりたくない」は、やる合図。
「やりたくない」と思った時が、
最高にいいパフォーマンスが出せる、
絶好のタイミング!

 

そう自分で決めてしまえば、
「やる気」も出ます!!!
これで行きましょう。