講座の概要、クリップ_w60_Clip 講座の概要

2月28日(水)は大河原合同庁舎で農業法人さんの部下指導と職場コミュニケーションセミナーで講師を務めました。

このセミナーは大河原農業改良普及センターさんと仙南農業士会さんが「令和5年度仙南地域農業経営セミナー」として企画したもので、以下のチラシで広報された催しです。

(参考:過去に担当したセミナーのチラシギャラリー)

今回は担当者の方が2012年(12年前!)に私が講師を務めたコーチングセミナーに参加してくださったご縁でお声がけをいただきました。

セミナーでは内容を以下の4つのテーマに分けて、事例や自分の経験なども織り交ぜながらお話をさせていただきました。

・若者世代への対応の基礎知識
・世代間ギャップを埋めるコミュニケーション方法とは
・従業員への効果的な接し方、指示の出し方とは
・従業員の定着率の向上に必要なこととは

(2024.3.7追記)
このセミナーの様子は3月7日の河北新報朝刊「みやぎ 経済」のページに掲載されました。

これまでに講師を務めた【コミュニケーション研修】の記事(一部)はこちら
これまでに講師を務めた【部下指導、リーダーシップ】の研修記事(一部)はこちら

➡ その他のリンク 宮城県 大河原町 農業団体様

研修レポート-ノートブック_w60-notebook 本日の講師PHOTOレポート

▼会場は大河原合同庁舎でした。晴天ですが風が強かったです。

▼自己紹介。河北新報さんの取材も入りました。

▼世間話や雑談のコツについてお話をしています。

▼共感を得られる会話というテーマで参加者の方とロールプレイング。

▼参加者同士のロールプレイングも何度か行いました。

最後に「(私が担当する研修等で)若い人との雑談のテーマをどう選んでいるのか?」というご質問をいただきました。

あくまでも私のスタイルですが、若い方はいきなり内面を問うような質問を好まないので、参加者名簿で読みにくお名前について尋ねたり、参加者が発表してくれた内容(例「高校時代に野球部だったときの経験ですが・・・」等)から関心を持った項目を拾うなど、皆さんに明示されて共有されている項目からピックアップして広げることが多いです。 とお答えしました。

自分からは相談に来ません、こちらから尋ねても本音は話しません。

上の動画で実業家でインフルエンサーの田端信太郎さんは、上司が自分にあれこれ話しかけるのが煩わしかったので、自分もみずから部下のところに歩み寄って言葉を交わしたりはしなかった、と言っています。

動画では田端さんが(会社が田端さんに付けた)コーチから「今の皆さんが田端さんと同じように思っているわけではないですよね?」という問いかけを機に、自分のマネジメントスタイルを変えていった過程とその結果が語られています。

ですが個人的にこれに補足すると、自分の経験ではいくらこちから穏やかに尋ねても、部下がその場で業務上の困りごとや仕事の悩みを話してくれることはまずありません。

そうなるにはそうなるための時間とプロセスが必ず必要で、日常からリラックスした会話を交わしたり、何かを教えてもらってきちんとお礼を述べるなど、この人は相談に足る上司だと部下が思えるような日頃のコミュニケーションも欠かせないと思うんです。

世間話のひとつもしたことがない部下に、いきなり「何か困っていることない?」と声がけしても、(部下は深掘りされるのが面倒なので)「いや、特にないです」と答えるだけだと思うんですよね。

(実は部下への尋ね方にもコツがあるのですがそれはまた別の機会に・・・)

研修データ55_w55_roung_calender-clock 本日の研修データ

研修名:令和5年度仙南地域農業経営セミナー
タイトル:職場における人間関係の築き方
対象:農業法人、認定農業者の皆さん
目的:農業経営のステップアップ、定着率の向上
内容:コミュニケーション、部下指導
主催:大河原農業改良普及センター様、仙南農業士会様
人数:14名
時間:2時間
会場:大河原合同庁舎

昨年講師を務めた2023年の全研修はこちら

*きょうのランチタイム

味処 むらかみ の「冷たい肉そば」

今日のお仕事は13:30開始だったので、早めに町内に入って味処むらかみさんの「冷たい肉そば」を食べることにしました。

行ってびっくり、お店は住宅地の中にある用水路沿いの普通のお家でした。入り口も小さく全然目立たないので、最初どこから入るのだろう?と思いました。

(駐車場は建物の脇に8台分ありますのでご安心ください。)

お部屋も民家の茶の間と床の間がそのままでした。家族連れのお客さんが多いのか、子供用のいすがテーブルごとに置いてあるのが印象的でした。

冷たい肉そば(800円)です。美味しいです。

冷たい肉そばは本場の山形でも油の香りがするものとしないものがあるのですが、私は油の香りがしないあっさりめのスープが好きなんですよね。今回は好みのお味でした。

海苔は、香りがそばの邪魔するので事前に外してもらおうかと思いましたが、まずはノーマルに食べてみようと思いそのまま食べてみたら、片側に寄せてあるせいか意外に気になりませんでした。

山形の肉そばはコリコリ固い小ぶりの親鳥ですがこちらは柔らかくて甘く煮た若鳥のスライスです。一般的な冷たい肉そばよりも鶏肉がガッチリ乗っていて多いので、そばだけ食べたい私にとっては(ここまでは要らない)という印象ですが、若い方には食べ応えがあると思います。

そばはもっちりと歯ごたえがあってまさに山形風。レビューで見た「わざわざ山形に行く必要がなくなった」という感想には、共感できる!と思いました。

👉過去の「きょうのランチタイム」はこちらです。