
講座の概要
1月6日(土)は土木工事を主業務とされる建設業様の会社総会基調講演で異世代コミュニケーション研修の講師を務めました。
この研修は、2022年から私が講師を務める厚労省の「雇用管理研修」に、担当者様が以前参加してくださったことを機にご依頼をいただいたものです。
こちらの会社様では仕事始めの年始に、他県に赴任されている社員さんも全員が一堂に仙台に集まり、会社総会という形で今後の方針などを共有した後、懇親会で交流を深めるのが通例だそうです。
お客様とはメールのやり取りや、直接ご訪問して打合せを行いました。
そして最終的に、昭和世代と若手世代のギャップを埋めるような内容で、ワークや演習を含め、講師が参加者に意見を問うような双方向性のある内容、というリクエストをいただきました。
ご要望受けて、研修ではZ世代の特長や接し方、同じ物事でも世代による見方の違いなどに触れ、異世代同士がお互いの時代背景を理解しながら、効果的で前向きなコミュニケーションを図っていけるような構成を心がけました。
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本日の講師PHOTOレポート
▼会場はパレスへいあんでした。息子の結婚式を思い出しました。
▼まだ松の内です。本格的に仕事が始まる前なので何となく華やか?
▼Z世代の方に前に出てもらい課題シナリオの読み合わせをやっていただきました。
先輩美容師さんの言動は悪意のあるイジメなのか?

今日使用したスライドです。友人に聞いた新人美容師さんの逸話をご紹介して皆さんに考えてもらいました。
美容師は徒弟制度の名残が残る業界です。
美容師学校で近代的な教育を受けても、実際の現場では、新人さんは先輩達の弟子のような存在になって多少の不条理は飲み込み、忠実なアシスタントして目上の人をとことんフォローしないと、著しく評価が下がる職場もあるようです。
先輩は何も考えず、(それなりにいい人であっても)従来の習慣に沿って普通にやってきたことを実践しているだけかもしれません。
それをイジメと捉えるかどうかは、ケースバイケースでもあり、人によって見方が分かれるところではないかと思います。
建設業界にも同じカラーはあるはずです。
研修では若い世代と年配の世代の双方からご意見を伺い、このギャップをどうやって埋めどうやってわかり合っていくか?を皆さんに考えていただきました。
本日の研修データ
研修名:会社総会基調講演
タイトル:目指せ100%の意思疎通!〜職場の異世代コミュニケーション〜
対象:全社員の皆さん
目的:異世代コミュニケーションの向上
内容:世代の違いとコミュニケーションの基本、事例検討、コミュニケーションの2つのヒント
主催:建設業様
人数:約50名
時間:2時間
会場:パレスへいあん