
講座の概要
4月18日(月)は山形市の小売業様で店長・役職者向けハラスメント研修の講師を務めました。
担当者の方が昨年9月16日に講師を務めた山形産業保健総合支援センター様主催のハラスメント防止講座に参加してくださり、「当社でも同じ内容を」というリクエストでご依頼をいただきました。
研修ではハラスメントの基本だけでなく、自分の過去の職場で感じたことや現在の仕事で見聞きした事例などを通じて、上の立場の方が関わる重要性を主軸にお話をしました。
今回は自分のPCを持参せず、お客様の専用システムを利用したハイブリッド研修だったため、最初は不慣れで手際が悪い場面もありましたが、少しずつ操作にも慣れて最後には普段通りに終えることができたように思います。
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本日の講師PHOTOレポート
▼会場はお客様の本社会議室でした
▼ごあいさつと自己紹介
▼会場参加とオンライン参加の方が半々でした
▼厚労省のビデオなどを複数活用しながら解説をしました
講師から受講者の皆さんへ
通報の手順、制止の声掛けなどをリアルにイメージすることが第一歩
本日の研修の最後に見ていただいた動画です。私が非常に共感している動画ですが、長いので皆さんには一部分だけご覧いただきました。
講師の方がお話されているのは、目の前で実際にハラスメントが行われているときにその場にいる社員が実際に関連部門にすぐ通報できるのか?誰がどこに通報して誰が駆け付け何をどうするのか?というお話です。そういったことを事前に意識して話し合ったりしていないと、たぶんほとんどの人がどうしたらよいかわからず、制止の声掛けひとつにしても何と言って止めればよいのかすぐには頭に浮かばないのではないかと思います。
それを可能にするためには、そういった仕組みの作成と徹底や社内風土の改善など、少し考えただけでも容易ではないことがわかります。ハラスメントの防止や撲滅を掲げることは簡単ですが、実際に想像してみるとハードルの高い作業です。けれどまずそれを知り、ご自身の部門でハラスメントが発生したときのことをリアルにイメージしたうえで、皆さんがどう行動すべきかを考えてみることが第一歩なのではないでしょうか。
本日の研修データ
研修名:ハラスメント講座
タイトル:「ハラスメント防止の基本」
対象:店長・役職者の皆さん
目的:ハラスメントの防止
内容:パワハラ防止法について、過去の事例・判例、パワハラ6類型、その他のハラスメント、防止のために
主催:小売業様
人数:約140名(会場+オンライン)
時間:2時間
会場:お客様会議室