講座の概要
9月16日(木)は山形産業保健総合支援センター様の
第140回産業メンタルヘルス研修会
『ハラスメント防止の基本』【Web研修会】
で講師を務めました。
この勉強会は以下の要項で
参加者を募集したものです。
山形市で開催されている
産業メンタルヘルス研修会は
精神科医で産業医の
東谷慶昭先生が中心となって
山形産業保健総合支援センターが
毎月進めている勉強会です。
私も会員になっていますが
最近はなかなかタイミングが合わず
なかなか参加できないでいます。
今回は講師のお声がけをいただき
いつものようにコーチングや
コミュニケーションではなく
来年から中小企業にも適応される
パワハラ防止法を背景にした
ハラスメント防止をテーマに選びました。
本日は通常は3時間で行っている内容を
2時間にアレンジして
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①パワハラ防止法とパワハラの定義
②過去の事例、最近の事例
③パワハラの 6 類型と注意点
④その他のハラスメントと防止の基本
⑤当事者への面談のポイント
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という内容でお話をいたしました。
これまでに講師を務めた 【ハラスメント防止】 の研修記事(一部)はこちら
これまでに講師を務めた 【オンライン研修(含ハイブリッド)】 の記事(一部)はこちら
これまでに講師を務めた山形県の研修記事(一部)と山形のブログはこちら
本日の講師PHOTOレポート
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講師から受講者の皆さんへ
「リスペクト」という言葉を使ってみませんか?
今日の研修会では触れるだけにとどめましたが、ネットフリックスで導入しているのは「リスペクト・トレーニング」という対話型の双方向トレーニングです。以下にリンクを貼りましたが、記事内では”ハラスメントを立ち止まらせる筋肉を作るトレーニング”とされています。
セクハラ、パワハラが横行する業界を変えるか? Netflixのリスペクト・トレーニング
パワハラとストレートに言いにくくても「リスペクトがないんじゃない?」という言い方なら周囲の人も言いやすいので使いやすい言葉かもしれません。
私が個人的に思うのは、言われた人がリスペクトという言葉の意味を知っているかどうかはそれほど重要ではなく、ハラスメントが常態化しない初期のうちに、周囲の人がためらわずに関与できるかどうかも大事ではないかと思うからです。
本日の研修データ
研修名:第140回産業メンタルヘルス研修会
タイトル:「ハラスメントの基本」
対象:産業保健に関わる方や企業の人事・労務の方、衛生管理者の方など
目的:2022 年 4 月から中小企業にもパワハラ防止法が適用されます。来年からすべての 企業に防止対策が義務付けられるパワハラについての定義や境界線、類型、事例、対 策、発生後の対応など、パワハラを防ぐために知っておきたい基本的な項目を解説します。
内容:①パワハラ防止法とパワハラの定義 ②過去の事例、最近の事例 ③パワハラの 6 類型と注意点 ④その他のハラスメントと防止の基本 ⑤当事者への面談のポイント
主催:山形産業保健総合支援センター
人数:約30名
時間:2時間
会場:オンライン研修(ZOOM)