気仙沼市魚市場会議室「コミュニケーション力と上手な叱り方」講座_DSC04462

ショートレポート 本日のショートレポート

2月8日㈮に気仙沼市魚市場会議室で
『コミュニケーション力と上手な叱り方』
という講座を行いました。

 

これは宮城県の輝く企業の人財力向上プロジェクト
の一環で、私は若者の定着支援を目的とした
2講座を担当しています。
参加者募集のチラシは以下です。

 

輝く企業の人財力向上プロジェクト(気仙沼会場)

 

前半は、いまや「鉄板」(?)の
タイプ別コミュニケーション講座。
そして後半は、上手な叱り方について。

 

上手な叱り方については
どのように叱るか?というよりは
叱るための環境づくりに主軸を置いたので
もしかしたら、想像と違った
という方もいらっしゃったかもしれませんね。

 

気仙沼市魚市場会議室「コミュニケーション力と上手な叱り方」講座_DSC04460

 

気仙沼は一昨年に続き2回目ですが、
今年は参加者が多く、
しかも反応がよい方ばかりで
他の地域で全く同じ内容をやったときよりも
大きな声で笑ったり頷いてくださる方が多く
これも土地柄なのかな?と思いました。

 

休憩時間にも、多くのご質問をいただき
暖かくまとまりのある空気の中で
無事、講座を終えました。

 

気仙沼市魚市場会議室「コミュニケーション力と上手な叱り方」講座_DSC04464

これまでに担当した部下指導とリーダーシップの講座(抜粋)はこちら 

 

Tips 「叱る」より大事なのは「ブレないダメ出し」

ブレないダメ出し

この講座に参加してくださった方は、「叱るのが苦手」「叱ってもまったく効果がない」などでお困りの方ではなないかと思います。「叱る」というと、重要度や緊急性の高いことを、いつもより強い口調で指摘するイメージがありますよね。

そのため穏やかな方は「自分には無理」と感じてしまうし、相手によっては「効果がない」と感じてしまうかもしれません。

「叱ることができない人」の多くが、自分のひとことで相手の行動が変わることを目的にしています。だから、言っても直りそうもない相手にはあきらめが先行してしまいますが、それを目的にすることを一度やめて、単に判定を伝えるだけのような気持ちでOKとNGを振り分けていくなら、ハードルはかなり下がると思います。

実は「叱ることができない人」は、叱る事への苦手感や(職場のためにならない)相手への思いやりから、ブレないダメ出しさえも怠っていることも多いんです。「違いますよ」「これは間違いです」「それはやっちゃダメね」これだけのセリフでいいので、見たらその場ですぐ淡々と相手に伝えて、「上司がこの行動をNGと思っている」ことだけでも発信しましょう。トークは短く、話し方はむしろ事務的でクールな方が効果的です。(言葉に配慮や熱意などの感情が乗ると、相手も感情で応答してしまうので甘えや言い訳などを誘発させてしまう)

そういった環境づくりをしないまま、突然強く叱っても、口の達者な最近の若者に「今まで一度も怒られたことがないのに、なぜ今になって怒るんですか?」と反論されて、とっさに言い返せなかったりします(経験あり^^)ですから、叱ったときに相手が「叱られるのは当然だ」と思えるような土台づくりを心掛けるのが、上手に叱るための第一歩だと思います。

(※過去のショートTipsはこちらです) 

 ユーミンの歌詞のように情けない顔で写真を撮ってみました(笑)

今日は風が非常に強く、三陸自動車道を走っていても横風で何度もハンドルを取られそうになり、どの車もみなスピードを抑えてノロノロ走っている感じでした。

今回の会場は気仙沼市魚市場の会議室だったのですが、屋上の駐車場に車を停めて車外に出るとここもまたすごい風!!久しぶりに海が見える場所に来たので記念の自撮りをしようと思いましたが、風が強くて髪がバサバサほどけてきます(笑)

ユーミンの『川景色』という歌に”水面がまぶしすぎてなさけない顔になる”というフレーズがありますが、外のコンディションが悪くてまともな写真が取れそうもない時はいつもこの歌詞を思い出します。

ということで、情けない顔で写真を撮ってFacebookに投稿してみました(笑)

(※過去のこぼれ話はこちらです)

 今回の研修データ

研修名:職場定着セミナー
タイトル:『コミュニケーション力と叱り方セミナー(管理者・リーダー向け)』
テーマ:新入社員等とのコミュニケーションのとりかたと叱り方を知り、関係性を構築
内容:タイプ別コミュニケーション、叱るための環境づくりと指摘の仕方
主催:宮城県(参加者公募)
人数:14名
時間:13:00~16:00
会場:気仙沼市魚市場