2020年2月21日(金)に山形県鶴岡市の協同組合様で「ハラスメント防止研修」を行いました。
担当者の方より「ハラスメントとは ~自分の行動を振り返り、自分が加害者になっていないか~」というタイトルテーマのご提案があり、それに沿った内容でお伝えいたしました。
ハラスメント防止研修は、「パワハラ+セクハラ」でご依頼をいただくことが多いのですが、今回のご希望は「パワハラ+モラハラ」ということでしたので、後半は感情マネジメントやアサーションの内容も含めながら、怒りや人を傷つけないコミュニケーションについてもお話をいたしました。
ちなみに「モラハラ(モラルハラスメント)」は、夫婦間の問題として語られることが多いですが、職場におけるモラハラは、主に同僚間のいじめや精神的な攻撃のことで、上下関係を背景にしていない点がパワハラとの違いです。
研修ではパワハラ、セクハラの具体例やパワハラ防止、セクハラ防止につなげる上司の行動や会社の在り方などもお話をしました。
これまでに講師を務めたハラスメント防止研修(一部)の記事はこちら
▼最初にパワハラの定義や6類型について説明
パワハラと言うと、暴力的な行為や暴言、非常識な嫌がらせなどをイメージされる方が多いですが、仲間外れや必要以上に個人のプライベートに立ち入ることもパワハラになります。また、職位上の上下関係だけでなく、キャリアや学歴、社歴、資格の有無など、何らかの優位性を背景にした行為はすべてパワハラになります。
▼6類型の具体的な動画をみていただきました
手持ちの教育ビデオの中から、シンプルでわかりやすい動画を選択して持参しました。
こちらの協同組合様は以前からコーチングやタイプ別コミュニケーションの内容でリーダー研修を担当させていただいています。
今回は以前のような演習やロープレなどを、あまり含まない座学中心の内容でしたが、皆さんに真剣に聞いていただきました。
今回の研修データ
研修名:管理職研修
タイトル:『ハラスメントとは ~自分の行動を振り返り、自分が加害者になっていないか~』
テーマ:ハラスメント防止
内容:ハラスメントの定義と6類型、具体的な事例、判例、防止のために など
業種:協同組合
人数:約30名
時間:3時間
会場:施設内研修室にて