★★★農畜産業様の3~6年目社員研修(階層別研修)で「伝え方・叱り方」の講師を務めました(岩手県一関市)

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講座の概要
8月19日(金)農畜産業の3~6年目社員研修で「伝え方・叱り方」の講師を務めました。昨年から担当している階層別研修の一環で、今日は全2回のうちの1回目です。
昨年はタイプ別コミュニケーションやコーチングをテーマにしましたが、今年は歳の差があまりない部下や後輩に対して、言いにくいことや指導に悩むケースがあるという現場の声を受けて「伝え方・叱り方」をテーマにしました。
初回の本日は主にアサーションを中心にお話を進め、後半はコーチングのトレーニングに当てました。2回目は「叱り方」についてお話をする予定です。
※この研修はポリテクセンター岩手生産性向上人材育成支援センターのオーダーメイド方式生産性向上支援訓練として実施されました。
これまでに講師を務めた【褒め方・叱り方】の研修記事(一部)はこちら
これまでに講師を務めた【岩手県】の研修記事(一部)と岩手のブログはこちら
➡ その他の関連リンク オーダーメイド方式生産性支援訓練 一関市
本日の講師PHOTOレポート
▼会場は花泉町の永井市民センターでした。
今日は素晴らしいお天気でした。よく見るとグラウンドの隅にバックネットがあるのでこの広い敷地は元々野球場だと思われますが、あまり使われていないのかもしれません。
▼全員が昨年もお会いしている皆さんです。自己紹介に代えて近況などをお伝え。
▼こちらのセンターで見たポスターとチラシがきっかけで一関市のコンサートに行ったお話も。
▼例題をアサーティブに伝えるにはどう言ったらいいでしょう?
▼私の伝え方の個人的な反省メモも複数ご紹介。
▼後半はコーチングについて昨年の補足解説。
▼そして最後は何度もロールプレイング。
講師から受講者の皆さんへ
「伝えること」に目標を置いてみよう

本日使用した資料の一部です。(タイプ分けで)プロモーターの私は人と対立したり争うことが嫌いだったので結果的に長い間パッシブ(ノンアサーティブ)なコミュニケーションを続けてきました。自分の気持ちや要望を伝えて相手とギスギスするぐらいなら、黙っていた方がずっと気楽だったからです。
ですが家族間のやりとりで深く傷つくことが多く、あるときさすがに我慢できずに「自分はこう思っている」と伝えたところ、意外にも相手の理解が得られてその件は穏やかに終息しました。私に放たれた嫌な言葉は取り返せませんし相手も反省はしていなかったりしますが、それでも今までのようにいつまでもそれについてグルグルと考え続けることがなくなりました。そして、私は自分の真実をわかって欲しかっただけなんだ、と気が付きました。
そこで思ったことは、たとえ相手が行動を変えなくても、自分の思いをわかってもらうだけでストレスが大いに軽減するということ。ただしアサーションは「自分も相手も大事にする」コミュニケーションなので、こちらの要求を通すことが最終目的ではありません。つまり相手のNOや反論も受け入れて譲歩し、双方が納得するベストな妥協点を見つけるための会話ということになるかもしれませんね。
本日の研修データ
研修名:3~6年目社員研修(オーダーメイド方式生産性支援訓練)
タイトル:現場社員のための組織行動力「アサーティブな伝え方・叱り方」
対象:3~6年目社員の皆さん
目的:企業の仕組みや業界の背景について理解を深め、一般社員のうちから経営者の視点を理解し、上司の補佐や後輩の育成を行い、生産性向上のためのビジネス感覚を養うことにより、自ら主体的に社内の問題発見・業務改善を現場から発信するために必要な知識、技能を習得する
内容:アサーティブな伝え方、受け入れてもらえる叱り方、伝え方の工夫、コーチング演習
主催:畜産業様
人数:約10名
時間:4時間
会場:一関市永井市民センター
運営:東磐職業訓練協会様
➡ 2021年の全研修はこちら
*きょうの見聞録とランチタイム
ボリュームが多くなってしまったので分割して別記事にしました。お手数ですが詳細は以下をご覧ください。
? 花泉の途中で登米に立ち寄り東陽寺で原田甲斐の首塚を見て「お食事処 ポスト」でホルモン定食(宮城県登米市)
登米市東和町「東陽寺の原田甲斐の首塚」

登米市中田町上沼「お食事処 ポスト」のホルモン定食
