講座の概要、クリップ_w60_Clip 講座の概要

1月21日(金)は
宮城県黒川郡大和町(たいわちょう)の町役場で
SDGs研修の講師を務めました。

午前と午後を2日間使って参加者を入れ替え
同じ内容を合計4回行う全職員研修です。

研修の様子は昨日も掲載いたしましたので
そちらをご覧ください。
★★★町役場でSDGs研修の講師を務めました (宮城県大和町)

今回は番外編として研修本編以外の
話題を掲載します。

これまでに講師を務めた 【その他のテーマ】 の研修記事(一部)はこちら
これまでに講師を務めた【公務員・官公庁様】の研修記事(一部)はこちら

➡ その他のリンク 大和町 宮城県 

研修レポート-ノートブック_w60-notebook 本日の講師PHOTOレポート

▼会場は町役場の庁舎でした。

↑↑↑早めに到着して駐車場に降り立つと、朝日を受ける庁舎がきれいです。左側の斜めのラインがリズミカルですね。

寒いけど快晴の朝に映える庁舎の写真をのんびり撮影していたら、なんと係の方が入り口に立って私の到着をずっと待っていてくださったんです(汗)全然気が付きませんでした・・・お待たせして申し訳ありませんでした。(写真を拡大するとちゃんと映っています)

この建物は2010年(平成22年)3月に完成した新庁舎で、こちらの資料によると㈱楠山設計という会社が設計されたようです。※竣工は2009年(平成21年)10月

この記事を書くにあたり少し調べていたら、亘理町役場や松島町役場庁舎、大崎市田尻総合支所ほか石巻信用組合の本店、蛇田支店なども手掛けた設計業者さんのようです。(参考:株式会社楠山設計 Kusuyama Architect Inc.

▼船形山と七ツ森と吉田川を織り込んだ郷土愛の大和町民憲章

会議室の入り口の壁に大和町民憲章が掲げてあります。前回(2019年)はこのパネルを見ながら七ツ森について質問をして、もしかしたら係の方を困らせてしまったかもしれません?

というのも庁舎から見える七ツ森は8つあるように見えるので、いったいどの山を指して七ツ森というのかすぐにわからなかったからです。

すると研修参加者の方が、「本当は8つあるけど一番低い山をカウントしない」と教えてくださって、一番低い山は山ではなくなぜ「たんがら森」なのかも教わりました。(巨人がたんがら=背負い篭で土を運び終えた後の残りかすだから。※詳細はこちら)伝説というのは面白いものだなぁと思いました。

私は仙台市太白区(仙台市南部)で暮らしているので家から七ツ森は見えず知識もほとんどありませんでしたが、こちらに来てみると七ツ森というのは本当に間近に見える特徴的なランドマークなんですね。

そういった七ツ森を始め、船形山や吉田川が町民憲章に織り込まれていて、今回改めてこのパネルを拝見してとても素敵な町民憲章だと思いました。

▼総務課長さんに「かほぴょんクラブ」のSDGsの記事を教えていただきました

↑↑↑前日の研修開始時にご挨拶をされた総務課長さんがお話の中で「河北新報のこども版(週刊かほピョンプレス)にSDGsの記事がよく載るので河北新報社のオンラインアプリで見ている」とおっしゃっていました。

そのアプリは自分も日常的に使っているのでその場でスマートフォンを開いてみましたが、すぐには探しきれませんでした。すると翌日の今日、課長さんがわざわざその記事を印刷して持ってきてくださったんです。

私が探せなかったのはアプリで河北新報の本紙の中を探したからでした。私は自分の思い込みで本紙の中の1ページだと思っていましたが、「週刊かほピョンプレス」は本紙とは別な媒体だったんですね^^

課長さんが持ってきてくださった記事は研修でも早速使わせていただきました!こういったその場その場で起こった出来事をリアルに拾うエピソードって研修のいい味付けになるんですよね。

▼郵便局のレジ袋はおせんべいの香りがするんです!

昨日の午前の研修をしていたときに「郵便局の有料レジ袋を実際に手に取ってもらおう!」と、突然思いつきました。

ご存じのようにSDGsは国連が定めた17の「持続可能な開発目標」ですが、この流れを追い風にしてSDGsと密接にリンクする本業に”はずみ”を付けている企業さんも多数いらっしゃいます。

今回はその中で、お米からつくったプラスチックを製品化されている㈱バイオマスレジンホールディングスさんに少しだけ触れさせていただきました。

同社は昨年、NHKや民放各社でも何度か取り上げられた会社さんで、私自身もライターとして以下の記事を書いています。
おせんべいの香りがする郵便局の有料レジ袋はお米で作られたプラスチック製!

ですが活気のある研修にするためには、話だけではなく現物があったほうがいいですよね。そこで昨日の午前の研修時にふと思い立ち、昼休みの休憩時間に大急ぎで車を走らせて吉岡郵便局へ!

▼すみません!有料レジ袋ください!(吉岡郵便局窓口の方にご了解をいただいて撮影)

↑↑↑郵便局の窓口で「有料レジ袋をください」という人はほとんどいないと思うので、絶対に私は「変な人」と思われたと思います(笑)でもやっぱり、ほんのりおせんべいの匂いがするこのレジ袋の匂いをぜひ皆さんには嗅いでいただきたいと思いました。

あいにく初日の皆さんの反応は(一部の方を除き)イマイチでしたが、本日の2日目は手渡しをした皆さんに「おせんべいの香りがする!」と盛り上がっていただき、この時間はそれなりに活気があったので講師としてもほっとしました^^

伊藤善という方の絵が議場入り口の壁に飾ってありました

↑↑↑今回の研修会場(会議室)がある大和町役場庁舎の3階に『牧神』という絵が飾ってありました。牧神ってギリシア神話のパン(ローマ神話ではファウヌス)のことなのかな?(でも半身半獣ではないようです)

描いた方は伊藤善さんという洋画家で黒川郡出身とのこと。こちらを拝見すると1916年(大正5年)1月12日に宮城県黒川郡に生れて1973年(昭和48年)12月2日に亡くなっているので、現代の画家さんではないようですが、色使いや直線的なフォルムがモダンで素敵ですね。(※係の方のご了解を得て撮影しています)

一般方はなかなか見る機会がないと思ったので、ご紹介をさせていただきました。

▼議場もちらりと見えました

↑↑↑今回の会場になった会議室がある庁舎の3階には町議会の議場もあります。ここでいろいろな討議が交わされるんだなぁ・・・と思いながら、このあと2日目の午後の研修を終えて、今回も様々なことを思いながら大和町を後にしました。

担当者の皆様、今回も大変お世話になりました。研修実施にあたっての多くのお心遣いに感謝いたします。

ワンポイント・ここがポイント_w60-poit 講師から受講者の皆さんへ

当たり前の気持ちで行う日常的な社会貢献がすなわちSDGs

前述で総務課長さんがもってきてくださった『かほピョンプレス』の記事です。中には仙台市宮城野区の福住町町内会で11月24日、大人たちに交じって子供たちも防火・防災・感染症予防対策訓練に参加したことが書かれています。

掲げられているSDGsのゴールは11番「住み続けられるまちづくりを」です。地球温暖化防止が声高に叫ばれる昨今、SDGsというとどうしても気候変動対策に焦点が当たりがちですが、SDGsには「誰ひとり取り残さない」という基本方針の下に様々なゴールが設定されています。

誰かの役に立つ行動はSDGsのどれかのゴールに必ずリンクします。そう捉えればSDGsは決して難しいものではなく、人が人として当たり前の行動を取ることであるとわかっていただけると思います。

研修データ55_w55_roung_calender-clock 本日の研修データ

研修名:SDGs研修
タイトル:SDGsってなんだろう?
対象:全職員の皆さん
目的:SDGsの基本を知る
内容:SDGsの歴史、17のゴールとは?、クイズ、私たちにできること
主催:町役場様
人数:午前の部:約50名、午後の部:約50名
時間:3時間×2(同じ内容を午前1回、午後1回)
会場:町役場庁舎の会議室

➡ 2021年の全研修はこちら



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