講座の概要
9月1日(水)は岩手県一関市花泉町の
製造業様でタイプ別コミュニケーションと
ハラスメント研修の講師を務めました。
この研修はポリテクセンター岩手
生産性向上人材育成支援センターの
オーダーメイド方式生産性向上支援訓練
の制度を活用して実施されました。
この研修は参加者を入れ替えて
9月2日も行われました。
9月2日のブログはこちらです。
これまでに講師を務めた 【タイプ別コミュニケーション】 の研修記事(一部)はこちら
これまでに講師を務めた 【ハラスメント防止】 の研修記事(一部)はこちら
これまでに講師を務めた岩手県の研修記事(一部)と岩手のブログはこちら
本日の講師PHOTOレポート
▼会場は花泉町の事業者様の社屋でした。事務棟はリゾートホテルのようなオシャレな外観です。
▼食堂スペースの一角が今回の会場です。52問の質問をスライドに映して回答を用紙に記入していただいています。
▼お互いのグラフを見せ合いながら感想を話し合っていただきました。
▼本日はタイプ別が2.5時間、ハラスメント防止が3.5時間、合計6時間の1日研修ですが、皆さんのお仕事の都合で開始が13:30でした。後半のハラスメント研修で「パワハラが発生する職場の特長」をお話しています。外の景色が段々暗くなってきました。
▼パワハラ以外のハラスメントについても触れました。あたりはもうすっかり夕暮れですね。
講師から受講者の皆さんへ
風通しのいい職場風土がハラスメントを防ぐ
厚生労働省の「あかるい職場応援団」に掲載されている『パワーハラスメントが発生している職場の特徴』のグラフです。パワハラ相談がある職場に共通する特徴として、「上司と部下のコミュニケーションが少ない職場」が45.8%と最も多い結果となっています。
これは私の経験値とも一致しています。良くも悪くも人間の根源的な動物本能(異質は除外したい)から見てハラスメントが全くない職場というのは難しいのかもしれませんが、そこそこ予防できてうまくいっている職場は「下から上にモノが言える」コーポレートカラーがあるような気がします。
研修でもお話をしましたが、このグラフはよく見ると相反する内容がリストアップされているので矛盾を感じますよね。ですが、それは回答した会社様の業態によるのかもしれません。
調査は企業と従業員と双方に対して行われましたが、上位のベスト3は従業員側のアンケートでパワハラ経験者と未経験者で大きく回答が分かれた項目です。つまりこのアンケートのベスト3までが直接のパワハラ要因に密接に関係していると言えるのではないでしょうか。
本日の研修データ
研修名:生産性向上支援訓練
タイトル:「生産性を向上させる人間関係」~効果的なタイプ別接し方とハラスメント防止~
対象:製造業の管理職様
目的:生産性向上に資する業務改善の目的と必要性を理解し、改善の視点と具体的な進め方を習得する
内容:タイプ別コミュニケーション、ハラスメント防止
主催:製造業事業者様
人数:7名
時間:6時間
会場:事業者様社屋(食堂スペース)
共催:東磐職業訓練協会様