講座の概要、クリップ_w60_Clip 講座の概要

8月27日(木)は岩手県一関市の
永井市民センターで畜産事業者様の
チームビルディングとコーチング研修の
講師を務めました。

この研修はポリテクセンター岩手
生産性向上人材育成支援センターの
オーダーメイド方式生産性向上支援訓練
PDF)の制度をつかって実施されました。

内容はこちらのPDFに掲載されているコースの中から
事業者様のニーズやご希望に合わせて
カスタマイズした研修を提供しています。

今回は「現場社員のための組織行動力向上」
のコースにコーチングやチームビルディング、
ファシリーテーションやアイデア発想などを設定して
入社2年目の皆さんを対象に
全2回のスケジュールで行いました。

本日はその第2回でした。

私は同じ内容でこちらの事業者様の
入社3~5年目の皆様の研修も
2グループ担当しています。
どちらのグループも第1回はすでに終えたので
次回が楽しみです。

これまでに講師を務めた 【コーチング研修】 の記事(一部)はこちら
これまでに講師を務めた 【オーダーメイド方式生産性向上支援訓練】 の研修記事(一部)はこちら
これまでに講師を務めた岩手県の研修記事(一部)と岩手のブログはこちら

研修レポート-ノートブック_w60-notebook 本日の講師PHOTOレポート

▼本日の会場は一関市永井市民センターでした。とてもいいお天気です。

▼コロナ禍での集合研修です。私は一関市外から訪れる講師なので抗原抗体検査を済ませてから会場に入り、マスク+フェイスシールド+パーティションの態勢です。

▼ファシリテーションやアイデア発想について解説しています。

▼前回の研修後に提出していただいた課題レポートを共有し合い、感想を述べたり質疑応答を繰り返しながら振り返りを行いました。机のレイアウトを皆さんにお任せしたら五角形の配置にしてくれました。若い方の発想はやっぱり柔軟ですね!

▼外があまりに暑いので会議室の空調があまり効きません。担当者の方が施設に掛け合い会場を体育館に変更してくださいました。ひんやりして一気に快適です!

▼思い思いの場所とスタイルでコーチングのロールプレイングを行っています。

▼今回は時間をかけたコーチング研修を行うことができました。その場合は「コーチング”ビフォー&アフター”演習」を行います。一度皆さんの前でロールプレイングをしていただいたあと、私がコーチ役の方に陰でこっそり3つの助言を伝え、それを踏まえてもう一度やってもらいます。

▼質問を変えると答えが変わり、コーチングの方向性もガラリと大きく変わってきます。皆さんにはその変化と効果を感じていただきました。4名の方は本当に真剣に取り組んでくださいました。

ワンポイント・ここがポイント_w60-poit 講師から受講者の皆さんへ

成功も失敗も同じぐらい必要

私がプロコーチ養成講座を受講していた2007年に撮った同期の仲間たちと講師の写真です。今から14年前なので私も若いですね。あれからたくさんのコーチングを行ってきましたが、コーチングって不思議なことにセッションを終えて帰宅する帰りの車の中で失敗や反省点に突然ハッと気付くんです。会話のいいアイデアもなぜかセッションが終わった直後に浮かんだりするんですよね。

そのたびに落ち込んだり悔やんだりしましたが、「次からここに気を付けよう」「今度はこう言おう」「こうやってみよう」という気持ちが大きなスキルアップにつながり、それをきっかけに上手くいくようになったことがとても多いです。

そう考えるとコーチングの上達には実践しかないし、成功も必要だけど同じぐらいの失敗も必要だと思います。コーチングの上達に必要なのは、成功や失敗を通じてコーチとして自分の心が大きく揺れた経験だと思います。だから本気で上達したいなら恐れないでコーチングをどんどん活用してみてくださいね。

研修データ55_w55_roung_calender-clock 本日の研修データ

研修名:生産性向上支援訓練
タイトル:「現場社員のための組織行動力向上」
対象:畜産事業者の入社2年目の皆さん
目的:企業の仕組みや業界の背景について理解を深め、一般社員のうちから経営者の視点を理解し、上司の補佐や後輩の育成を行い、生産性向上のためのビジネス感覚を養うことにより、自ら主体的に社内の問題発見・業務改善を現場から発信するために必要な知識、技能を習得する
内容:ファシリテーション、アイデア発想、前回の振り返りと共有、コーチング演習
主催:畜産事業者様
人数:8名
時間:6時間
会場:一関市永井市民センター
運営:東磐職業訓練協会様