講座の概要
2020年10月16日(金)は仙台合同庁舎で
コーチング研修の講師を務めました。
課長職以上の方を対象とした役職者研修です。
「変革を求められる幹部職員としての姿勢」
という副題の研修であったことから
従来にはないマネジメントスキルとして
コーチングを活用することに主眼を置き
全体を構成しました。
新型コロナウィルス感染拡大防止のため
コーチング研修では王道の演習である
2人1組のロールプレイングは
できませんでしたが、代表の方に
前に出てきていただき、距離を保ちながら
講師の私とロープレしていただきました。
これまでに講師を務めた【コーチング研修】(一部)はこちら
これまでに講師を務めた【仙台市】の研修記事(一部)と仙台のブログはこちら
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本日の講師レポート
↑会議室から眺める秋晴れの勾当台公園は紅葉も始まり清々しい風景でした。
↑今年の1月にもこちらで「タイプ別コミュニケーション研修」を担当していたため、8割ぐらいの方が二度目のご参加でした。実はこの中に前回40数年ぶりに再開した私の小学校の同級生がおり、開始前に挨拶をしに来てくれました。うれしいですね。
↑皆さんにお尋ねしたら2割ぐらいの方は過去に研修を受けたことがあるそうです。コーチングはどこで学んでも基本は同じですが、コーチのバックボーンによって重視するポイントが少しずつ異なるので、色々なコーチのお話をたくさん聞いたほうがいいというお話をしています。
↑新型コロナウィルスのため参加者全員でのロールプレイングはできませんが、代表の方に前に出てきていただき私の相手役になっていただきました。
↑お話を聞く演習です。大きく深く頷く練習をしました。今回は代表の方の小さい頃のエピソードを聴く様子を動画に撮って再生しながら練習しました。
受講者の皆さんへ
苦手で嫌いな人にこそコーチングが効く
今日の研修で使用したスライドの一枚です。あくまでも講師個人の体験であり、コーチングの教科書にはどこにもこのようなことは書いていないのですが、自分の経験としては、苦手であまり関わりたくない部下ほど(実は上司にも!)コーチングが効果的でした。
最後にもお話をした通り、私達は仲が良く気心が知れた相手には、よく話しを聞いてよく頷き不明点は気軽に尋ねるなどして、コーチング的な会話をしているんです。けれど快く思っていない相手には決してそういう接し方をしていません。
そこに気が付いて会話のスタイルを変えてみると、ちょっとした言葉から相手に共感できたり歩み寄りができて、状況が変わった経験が本当にとても多いんです。皆さんには、人材マネジメントに行き詰まったときほど、コーチングを思い出してほしいと思いました。
本日の研修データ
研修名:幹部職員研修
タイトル:コーチング研修~変革を求められる幹部職員としての姿勢~
対象:課長職以上の皆さん
目的:幹部職員として効果的な部下育成ができること
内容:傾聴、承認、質問など
主催:官公庁様
人数:約30名
時間:2時間
会場:お客様の会議室
運営:官公庁様