★★★製造業の皆さんの生産性向上支援訓練でインバスケット手法とプレゼン演習の講師を務めました(岩手県北上市)
2020年7月11日(土)は岩手県北上市で
製造業の皆さんの生産性向上支援訓練(研修)を担当しました。
この研修は、ポリテクセンター岩手の
生産性向上支援センターが事業者向けに提供している
オーダーメイド研修の一環で以下よりメニューを選べるものです。
➡ オーダーメイド方式生産性向上支援訓練のご案内(PDF)
私が担当したのは上記PDFの
「39. 成果を上げる業務改善」です。
研修は二回シリーズで
6月に行った内容の続きになります。
今回も、北上市に工場を持つ
ある製造業の皆さんを対象に
ほかの先生達と3講座の同時開催でした。
運営は一関市の東磐職業訓練協会さんが担当しました。
* * * *
本日の講師レポート
▼会場は北上市技術交流センターというところです。この近くに同市の工業団地があり、そこに工場を持つ多くの事業者様がここを利用されるようです。市民の皆さんが利用できる体育館も併設されています。
▼午前中はインバスケット手法を用いた優先順位付けの体験トレーニング。皆さんに制限時間内で課題を解いてもらいました。
▼人によって与えられたタスクへの優先順位がかなり違います。会社が望む人材は、何を上位に設定する人なのでしょうか。実はそれって企業風土や業種によっても大きく違うんです。
▼午後は研修の総決算です!「新卒の高校生が応募したくなる会社」を目標に、高校生向けのプレゼン演習です。チームごとに話し合って内容を決め、画用紙に絵や文字を書いていきます。
▼発表はコンクール形式です。参加者同士の投票により3班が優勝しました!
今回は3講師3講座の同時開催だったので、ワーク中に講師同士がお互いの内容を見学したり、参加者同士が教室を行き来したり、なんとなく文化祭?みたいでした^^
▼「業務効率向上のための時間管理」を担当された渡部俊和先生の教室は女性受講者がいっぱいです。
▼「企画力向上のための論理的思考」を担当された庄司和弘先生の教室は男性が多いようでした。
それぞれの研修で得たものを活かして、ぜひどの方も業務改善に前向きに取り組んでほしいですね!メンバー同士の仲がよくてとてもフレンドリーなカラーです。強みを活かし、弱みを補い合うとても素敵な皆さんでした。
受講者の皆さんへ
今回は各チームが2分30秒~3分以内に収まるプレゼンテーションを制限時間2時間でつくる、という課題を出しました。この演習の肝は、限られた2時間という制限時間の使い方なんです。コンテンツ作成に時間を掛け過ぎると、最大の見せ場である「プレゼン」を精査していくことができないですよね。今回の反省点や悔しさを、ぜひ業務改善に活かしてくださいね。皆さん、頑張ってください!応援しています!
本日の研修データ
研修名:成果を上げる業務改善
タイトル:成果を上げる業務改善~インバスケットと演習~
対象:製造会社の中堅社員の皆様
目的:生産性向上に資する業務改善の目的と必要性を理解し、改善の視点と具体的な進め方を習得する。
内容:インバスケット手法による優先順位付け体験トレーニング、課題演習
主催:ポリテクセンター岩手(生産性向上人材育成支援センター)
人数:約10名
時間:6時間
会場:北上市技術交流センター