講座の概要
2019年2月14日(木)は宮城県気仙沼市で
宮城県若者等人材確保・定着支援事業の一環として
「困った社員とティーチング・コーチングセミナー」
で講師を務めました。
この事業は宮城県が県内の中小企業の
「人材確保」「職場定着」「魅力ある職場づくり」
を支援するために「輝く企業の人財力向上プロジェクト」
という名前で行っている平成30年度(2018年度)
の事業です。
支援メニューとして採用定着コンサルティング、
各種セミナー、若手従業員向け個別カウンセリング、
合同企業説明会が用意されていますが
私はそのうちの各種セミナーで
管理者を対象とした職場定着セミナーを
2コース担当して、県内5か所で
実施いたしました。
本日はその最終日でした。
これまでに講師を務めた「困った社員講座」の記事(一部)はこちら
これまで講師を務めた部下指導に関する研修記事(一部)はこちら
本日の講師レポート
▼魚市場3階の駐車場に車を止めたら、湾内が一望できました。仕事でよく行く石巻は防潮堤で海が見えないので、海が見えるのはうれしいです。
▼「あなたのお仕事の一人前の指標は何ですか?」と参加者にお尋ねしています。目標を数値化して期限を定め、早い段階で論理的に伝えることが大事です。
受講者の皆さんへ
ひと手間かけて見本を示しイメージを合わせる
研修でもご紹介しましたが、私が夫に送った買い物依頼のラインです。
夫は一時期、仕事を辞めて、私のアシスタント兼主夫を務めてくれましたが、家事やご飯づくりなど今まであまりしたことがないので、買い物間違いや笑えるミスが山のようにありました(笑)
つまり夫はその時点で私にとっては完全に「困った社員」だったのですが、買い物に関しては一計を案じて画像を送ることにしました。
口で説明すればわかるだろうと思うのは大きな間違いで、そもそも我が家で普段どんな種類の食品や生鮮品を買っているか、夫は今までまったく意識をしたことがなく、その状態で色々言われてもイメージすら浮かばないようでした。
皆さんが頭を悩ませる「困った社員」の皆さんも、同じ状況かもしれません。「そんなのは社会人として当たり前の常識」などと批判的にとらえずに、指導者側がひと手間かけてミスを防ぐことで、「困った社員」の皆さんも少しずつ自信がついて仕事に前向きに取り組めるようになるのではないかと思います。
本日の研修データ
研修名:管理者・リーダー向け職場定着セミナー
タイトル:SNSを活用した情報発信講座
対象:困った社員の接し方とティーチング・コーチングセミナー
目的:若者の職場定着支援
内容:タイプ別接し方、困った社員の傾向と対策、コーチング、ティーチング
主催:宮城県
人数:約20名
時間:3時間
会場:気仙沼魚市場会議室
運営:株式会社コー・ワークス