社員指導をアウトソーシングするメリットは?

社内研修や人材育成の内製化を進め、教育経費の削減を試みる会社さんが増えています。何事も、「人に教えることで身に付く」ものなので、私は指導者を社内で育成することはとてもいいことだと考えています。私自身も社内インストラクターを長く務めてきたことで、今のスキルが身に付きました

ですが昨今は、将来が期待できる有望な人材でありながら、昇格による負担を嫌い簡単に辞めてしまうケースや、内製化のしくみが一過性の施策で終わってしまい、学びのサイクルが継続できない事例も増えています。

俗に「餅は餅屋」と言いますが、社内育成がなかなか根付かないときは、プロに任せてみるのも方法のひとつ。指導の専門家には専門家としての、豊富な経験に裏打ちされた知見やノウハウがあります。

今、現場では中間管理職の皆様が、会社の期待通りに社員教育に時間を取れない悩みが大きく、日々、現実の仕事に追われ「とても人材育成にまで手が回らない」という声を本当によく聞きます。

その負担を少しでも軽くして、優秀な能力をできるだけ業務に集中させていただくためにも、何らかの形で外部指導者と連携しながら、共に育成に取り組むことが出来れば、仕事の効率化にもつながります。

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1.同じことでも他人が言うと聞いてもらえる・・・?

製造業様 定期リーダー研修

経営者や部門長の方が、幾度となく口を酸っぱくして言っても、社員やスタッフの方にはなかなかわかってもらえない、ということがありますよね。「あ、また社長の説教が始まった」「口癖だから放っておけ」そんな風に言われているのを薄々わかっていながら、それでも言わずにはいられない。「ここか改善されないと当社に未来はないんだ」「なぜわかってくれないんだ?」常にその思いを抱えて深く逡巡されていらっしゃるのが、上に立つ人の真実だと思います。

その思いを試しに笹崎に託してみませんか?社員やスタッフの方は、新たな学びの機会が提供されると新鮮な気持ちになりますし、外部講師に対しては、居住まいを正して素直に耳を傾けてくれるものです。人材育成や社員教育では、そういった環境の変化や専門家の力もおおいに効果的です。

 

 

2.指導のプロには実績を上げるノウハウがあります

職業訓練校様 会員企業合同新入社員研修

人を成長させるためには、指導者としての心のあり方と多くの指導経験、そして成長させるためのノウハウが必要です。私は前職はプロバイダーのコールセンターですが、統括スーパーバイザーとして部門の企画運営を行いながら、多くのスタッフの新人研修・指導・育成に関わると共に、面接・人選・採用にも深く関わってきました。

経営のプロ・売上アップのプロである経営者の皆様と、人材育成のプロでは、目指すところが同じでも、手法やマインドに違いがあるかもしれません。外部講師はそういった、創業者様、経営者様、部門長様が苦手とされるところを一手に引き受け、経験に培われたノウハウで、確実に人を育てていく専門家ととらえていただくとよいかもしれません。

マスメディアに登場するような人気講師には及びませんが、様々な業種・業態で30社以上のクライアント様に地道な指導を行い成果を上げてきた実績と、年間100か所以上の研修・講演実績が、私に有形無形のノウハウを授けてくれました。その経験を貴重に感じてくださる方なら、ぜひ一度、お目にかかってみたいですし、普段のご苦労をお聞きしたいです。

私がこれまでの指導者人生の中で、困ったことや、クリアできた方法などをお話しできればいいですね。

 

 

3.予算をかけるのもひとつの方法です

製造業様 コミュニケーション研修

ESとは、「Employee Satisfaction」の略で従業員満足度のことです。”ESなくしてCSなし”と言われるように、お客様に満足していただくためには、従業員満足度を高めないと、顧客に良質なサービスや商品を提供できないという考え方が主流になってきています。

私は、会社員だったときに、外部研修に参加してほしいと言われて、非常にモチベーションが上がりました。会社が自分に予算をかけてくれているんだと思うと、実績を正当に評価されている思いや、リーダーとして認められている充実感が募りました。

すでに内外の研修を十分に活用されている会社さんであれば状況が異なるかもしれませんが、私のいた会社は今までそういった施策を一切行っていなかったので、会社で初めて導入する外部研修の第一期生に選ばれたことがとてもうれしかったのです。

もちろん、中には、そういったことに負荷を感じて嫌悪感を抱く方もいらっしゃると思います。ですが、社員・スタッフへの不満をベースにした上からのお仕着せではなく、現場のニーズに耳を傾け、社員やスタッフの皆さんが、心から「勉強したい」と思っている内容であれば、その限りではありません。

困りごとに直面して悩んでいる声を聞き取り、その解決策として外部講師の指導や研修を導入することは、社員・スタッフを大切に尊重している現れでもあり、正しいプロセスを踏めば、労使の意思疎通や、従業員満足度の向上につながります。外部指導者の導入を最初に決定されるのは権限のある方であっても、方向性や具体的な内容は受講される皆さんと話し合いの場をもつことを、ぜひお勧めします。それによって、受講者の「やらされ感」が消え、徐々に意識も変わっていくものです。

 

 

個人指導者のいいところ

地方自治体職員組合様 タイプ別コミュニケーション研修

私、笹崎久美子はフリーランスの個人事業主です。専門の研修会社や大手コンサル会社と異なる点をひとつあげるなら、指導の手法もマインドも進め方も、いい意味で属人的であり、人情的であることではないでしょうか。

大手の研修会社は研修内容がパッケージ化されていることが多いですし、コンサル会社は「人」ではなく「数字・売上・収益」に重きをおいているため、育成の手法に関しては、個々の感情の機敏や、相性の有無があるように感じます。

一個人であることの最大の強みは、①様々なリクエストに素早く柔軟に対応できること、②クライアント様の業務と現状に特化した内容をピンポイントで提供できること、③担当者によるばらつきがなく常に講師のキャリアを生かした指導ができること、だと考えています。

どちらかと言えば、庶民派タイプの私です。外部からおっかさん、または、お姐さん的なキャラクターの女性指導者が定期的に訪れて、暖かい信頼関係を築きながら社員の気持ちと実力を確実に上げて行ってくれる。大切な社員の皆様にそんな関わり方を希望される方は、ぜひご連絡をいただければ幸いです。

 

 

 【内緒のウラ話】指導者は女性のほうがいいこともある?

女性が多い法人様の女性社員を対象とした指導や研修だけでなく、意外にも男性が多い業種様の指導・研修も女性講師のほうが実績を上げられるケースが多くあります。男性の皆さんは、実はちょっとプライドが高いので、斜に構えたり、同じ男性の言葉を素直に受け入れられない場合があります。その会社様の社風にもよりますが、新しい施策に否定的だったり、後ろ向きな方が多い法人様は、年上の女性講師のほうが効果を上げられることも多いんですよ!