仕事とは関係ありませんが、仙台放送の5月11日のニュースに数秒だけ映りました。
この日は母と二人のドライブ旅行で気仙沼大島に行き、亀山展望台に上って帰りにレストハウスに立ち寄ったところ、そこで仙台放送の取材クルーの皆さんが店内を撮影していたんです。
平日の午前中だったため、店内にはお客さんがひとりもいませんでしたが、タイミングよく入店した私たちの姿が映像的に「使える」と思われたのか、私たちが買い物をする様子や飲み物を注文する様子が撮影されました。
▼お店の人と話をする母の様子が撮影されました。
そして菅原さんとおっしゃる女性記者の方に「あとでお話を伺わせてください」と言われ、レストハウスの感想や店内で提供されている柚子ソーダの感想を聞かれて、母と二人で10分ぐらい話をしたと思います。
亀山レストハウスの柚子ソーダ(500円)は大島で採れた柚子が使われていて、柚子のさわやかな香りが心地よくさっぱりとしていてとても美味しい飲み物です。
最初は、ちょっと高いな、と思いましたが、お値段相応の美味しさだったので、そんな話もしたと思います。
取材クルーはその後、お店の方たちが揃ってポーズを取る様子や個別インタビューなども撮影。
この時点で私たちは何の取材か全くわかっておらず、ただ単に観光地の取材に来たのだと思っていました。
なので「今日の18時台にit(イット)というローカル版のニュースでほぼ(間違いなく)放送されますよ」と教えていただいたときには、母と二人ですっかり盛り上がってしまいました。
そして夕方の帰宅後に大急ぎでビデオ録画をセットして、テレビの前に二人で正座して放送を待っていたのですが、二人で10分以上もしゃべったのに実際に使われたのはほんの数秒の映像だけだったので、思わず大笑いしてしまいました(笑)
実は「ニュースに出るよー」ってSNSでちょっとだけ宣伝しちゃっていたので、恥ずかしいと言えば恥ずかしい(笑)😅💦
ですが(母には内緒ですが)実は私、レストハウスを立ち去るときにカメラマンの方に確認していたんです。「ちなみに今回は何の取材なんですか?」って。
▼厚かましくも仙台放送の取材クルーの皆さんと記念撮影をしていただきました(笑)
すると、この日、5月11日は東日本大震災の月命日にあたるとのことで、震災の記憶が風化しないように毎月11日に被災地を特集するコーナーを設けているということを教えていただきました。(「月命日に想う」というシリーズ名は放送時に知りました)
となると、私たちのコメントは取材の主旨に合わない見当はずれな内容だったかもしれないので、たぶんカットされるだろうなぁと思いながら帰宅しました。
私自身もラジオで話をしたりライターの仕事で誰かを取材をしたり、それらの動画編集なども自分で行っているので、不要な部分は思い切って大胆にカットしていかないと、伝えたいことが伝わらないんですよね。
結果的にその通りになったわけですが、実は編集するほうって、何を(どの映像を)採用するか結構悩むんです。その意味でプロの編集はうまいなぁと思ったり、取材のノウハウなども勉強になりました。
今回は気仙沼大島のレストハウスでカフェを切り盛りする菊田由衣さんという方の個人取材でしたが、東日本大震災から12年。観光で訪れた気仙沼大島は海の色がきれいで心が洗われましたが、今回の取材や放送を通してそこに暮らす人々の思いに触れる経験をさせていただきました。
最後になりますが、気仙沼大島の亀山展望台の景色は評判通りの絶景でした。動画にUPしてみたのでよろしければご覧ください。