講座の概要
6月18日(金)は農畜産物生産事業者様の「2年目社員研修」で講師を務めました。
こちらは豚や鶏や農産物の生産だけでなく、それらを使ったレストラン事業や食品の加工販売など6次化産業に取り組んでいる会社さんで、大学の農学部や獣医学部を卒業された若い皆さんが明るく元気に働いていらっしゃいます。
今回は入社2年目の若手社員様を対象にタイプ別コミュニケーションやコーチングについてお伝えし、後輩の育成や良好な人間関係を組織の活性化に役立てていただくのが目的です。
この研修はポリテクセンター岩手生産性向上人材育成支援センターのオーダーメイド方式生産性向上支援訓練制度(2021年度)を活用して実施されました。
これまでに講師を務めた【コーチング研修】の記事(一部)はこちら
これまでに講師を務めた【岩手県】の研修記事(一部)と岩手のブログはこちら
➡ その他のリンク タイプ別コミュニケーション オーダーメイド方式生産性向上支援訓練 一関市 岩手県 岩手県(一関市以外)
本日の講師PHOTOレポート
▼会場は一関市花泉町にある永井市民センターでした。
▼タイプ別コミュニケーションで各タイプの代表の方とロールプレイング
▼タイプ別コミュニケーションの感想をグループでシェア
▼助言モードとインタビューモードの2パターンで会話する演習
▼意識的に深く頷き明快に反応して相手のお話を聴いてみましょう
▼二人一組になってコーチングのロールプレイングを何度も行いました
講師から受講者の皆さんへ
インタビューするつもりで聞いてみよう
今日使ったスライドです。コーチングについて詳しくお伝えする前に、おめでたいお正月の特集記事のように、穏やかで平和的に相手にインタビューして見ましょう、と皆さんにお願いしました。
何一つ責められることなく、批判も反論もせずに相手が自分の話にじっくりと耳を傾けてくれて共感してくれると、もっと話したい、もっと聞いてほしいという気持ちになります。
コーチングはとても効果のある会話の進め方とマインドですが、習ったことを忠実に実行するというよりは「この話はインタビュアーになって”聴く”に徹してみようかな?」と、状況に応じて軽やかにスイッチしてみることをおすすめします。それだけでも得られる情報の質が大きく変わってくるはずです。
本日の研修データ
研修名:2年目社員研修(生産性向上支援訓練)
タイトル:現場社員のための組織行動力「生産性を向上させる人間関係」
対象:入社2年目の皆さん
目的:企業の仕組みや業界の背景について理解を深め、一般社員のうちから経営者の視点を理解し、上司の補佐や後輩の育成を行い、生産性向上のためのビジネス感覚を養うことにより、自ら主体的に社内の問題発見・業務改善を現場から発信するために必要な知識、技能を習得する
内容:タイプ別コミュニケーション、コーチング
主催:農畜産物生産事業者様
人数:約10名
時間:6時間
会場:一関市永井市民センター