★★★分析機器製造メーカー様のインターネット研修(TCP/IP)で講師を務めました(1)(岩手県奥州市)
講座の概要
2020年9月1日(火)は岩手県奥州市で
分析機器製造会社の皆さんの
ネットワーク研修を担当しました。
この研修は、ポリテクセンター岩手の
生産性向上支援センターが
「IT活用力セミナー」として
岩手県の事業者様向けに提供している
オーダーメイド研修の一環で
以下よりメニューを選べるものです。
➡ オーダーメイド方式IT活用力セミナーのご案内(PDF)
今回私が担当したのは上記PDFに掲載されている
「A11.トラブル時に役立つ通信ネットワークの基本」です。
コーチングやコミュニケーションや
ビジネススキルがメーンの私ですが
前職がプロバイダーのコールセンターだったため
IT系の研修でも講師を務める時があります。
(初心者向けの基本講座のみですが)
研修は通常6時間の内容を2回に区切り
9月1日(本日)と9月7日に
各3時間ずつ行う予定です。
今回はシステム導入を担当している
支援グループの女性の皆さんが対象です。
トラブル時の切り分け能力の向上を目的に
ポリテク岩手さん経由で
研修のご依頼いただきました。
運営は一関市千厩町の
東磐職業訓練協会さんが担当しています。
これまでのIT&PC系講座の記事(一部)はこちら
今日の講師レポート
一般的なオフィスと異なり
事業所内のネットワークが
精度の高い設定で構築されているため
インターネットに接続するためには
システム担当者様の切り替えが必要です。
今回は同席してくださった
システム担当者様の強力なサポートで
ネットワークを切り替えながら
様々な実習を行いました。
こちらの会社の業務とは
著癖の関係はありませんが
インターネットの一般知識として
(TCP/IPのアプリケーション層)
ドメインをその場で取得して
ウェブを確認したり
アドレスの設定なども行いながら
知識を深めていただきました。
その際に取得したドメインが
システム担当者様の
フルネーム.comのため
この記事ではご紹介できませんが
次回もそちらを使いつつ、さらに
WAN側とLAN側のIPアドレスの説明や
トラブルの簡単な切り分けなどを
解説したいと思います。
受講者の皆さんへ
ネットワークの教科書では必ず出てくる「OSI参照モデル」です。実際はこれほど細かく分かれていませんが、この図はトラブルが起こったときの参考になります。
切り分けの手順は(この図で言うと)「下から上へ」が基本なので、電源や周辺機器との物理的な接続を最初にまず確認するだけでも意外な”うっかりミス”を見つけることができますよ。(ちなみに端末の確認で言うと「近くから遠くへ」が基本です)
本日の研修データ
研修名:IT活用力セミナー
タイトル:TCP/IP ~トラブル時に役立つ通信ネットワークの基本~
対象:分析機器製造メーカーの導入グループの皆様
目的:ネットワークの設定に必要な通信プロトコル及びTCP/IPの基本コマンドについて理解する。
内容:TCP/IP、ドメイン、メール等について
主催:ポリテクセンター岩手(生産性向上人材育成支援センター)
人数:約10名
時間:3時間
会場:両磐地域職業訓練センター(東磐職業訓練協会)
運営:東磐職業訓練協会