今日は自動車関係の会社の
協力会の会員様向けに研修を行いました。
テーマは参加者募集の都合上、
「あきらめない社員の育て方」ですが、
中身は、私が普段よく行っている
「困った社員の育て方」がベースです。
それに、皆様の業種に合わせて、
一般的なお話も少し増やしました。
内容は大きく分けて、
・最近の若い方
・価値観が異なる方
・相性が悪くお話が合わない方
・いわゆる「困ったクン」「困ったさん」
について、自分の経験を踏まえながら、
育成がなかなかうまくいかない方への接し方を、
解説しながらお話いたしました。
私がよく皆様にお伝えしているのは、
「(仕事が)できるほう」が変わる。
「先に気付いた人」が変わる。
「変われるほう」が変わる。
ということです。
育成がうまくいかず、匙を投げだしたくなったり、
相性が悪く、何を話しても、
自分の意図する反応が得られなかったり、
快適に意思疎通ができない方というのは、
どの職場にもいらっしゃいます。
ですが、課題のある方というのは、
簡単に変われないから、課題があるのであって、
そこに対して、変化を望むアプローチをするよりも、
自分の行動やスタイルを、ちょっとだけ変えることができる人が、
接し方を少し変えただけで、
そのほうがむしろ、効果が大きいことがとても多いんです。
そして、そのほうが、職場としては小さなエネルギーですみます。
今回も、その基本方針を貫きながら、
色々な事例や経験をお話しできたと思います。
本日ご参加の皆様は、穏やかで温かい方が多く、
演習の間にお席を周ると、
ご質問後いただいたり、感想をちょうだいしたりしました。
少しだけ触れた、「タイプ分け」も興味を持って聞いてもらえ、
充実した時間を過ごすことが出来ました。
皆さま、本日はありがとうございました。