今日は半年間だけ非常勤講師を務めているT大学様で授業を行いました。科目は『キャリア戦略Ⅰ』、3年生の皆さんが対象で、本日はその第2回目でした。

キャリア戦略授業の目的は、学生さん達が自分のキャリアをどうとらえ、今から何を準備していくか?を学び、演習することで、未来を描き未来に備える、という感じでしょうか。

そのため、私はビジネスパーソンとして必要なスキルや振舞いなどを主軸に置き、まずは、わかりやすいところから…ということで、前回と今回は『タイプ別コミュニケーション講座』の2回目を行いました。

大学は、東北工業大学さん(仙台)と東北芸術工科大学さん(山形)で授業を行ったことがあるものの、いずれも単発に近い特別授業だったため、同じ学生さん達を半年間担当するのは初めてです。

実際に教壇に立ってみて感じたことは、普段のように企業人を相手にした研修ではないので、ちょっと勝手が違うかな?というところですね^^。今回の『タイプ別コミュニケーション』は年間に30回以上やったこともある、自分としてはとてもオーダーの多い講座なのですが、考えてみたら、今まで講座の中で話してきたエピソードは職場での体験や出来事ばかり。

すると話そうとする直前に、「あ、でも、今目の前にいるのは学生さんだしなぁ・・・」と妙な制限がかかってしまい、なんとなくいつもの調子が出ません。ですが、自分が普段の調子が出ないときって、必要以上に何かを気にしていたりこだわったりしているときなんですよね。なのでそんな思いはさっさと取っ払ってしまったほうがいいんです。

そうそう、優秀なビジネスパーソンになるための授業なんですから、すでにそうなっている状態と仮定して話をするのも、場づくりのためには面白みがあるように(あとから)思いました。

国見は季節の訪れが少し遅いのか、学内では桜の花が満開でとてもきれいでしたが、今日は風が強くて強くて、吹き飛ばされそうでした。でも、学生さん達には今日の風のように、何かを吹き飛ばすぐらいの勢いを持ってほしいものですね。


タイトル:「タイプ別コミュニケーション講座 (2)」
テーマ:自己理解他者理解
人数:約60名
時間:90分
対象者:総合政策学科 3年生の皆様(選択科目)