旧タイトル「首都圏の美容院とhotpepper」

埼玉のお嫁さんからホットペッパービューティを初めて教わって思ったことを脈絡もなくつれづれと

ゴールデンウィークの三連休に、
越谷に住む長男一家の家に遊びに行きました。

 

(連休に出かけるということもあり)
直前までの数日間は、毎日が徹夜に近い仕事ぶりだったのですが、
髪が伸びてまとめにくくなり、白髪も目立ってきていたので、
わざわざ仙台から遊びに来ているのに申し訳ないと思いながら、
このあとの予定を考えると、
「今しかない」と決心して、旅行先の越谷で、
白髪染めとヘアカットに行くことにしました。

 

芸能人の皆さんがよく「地方に行くと買い物が楽しみ」などと言いますが、
その気持ち、フリーランスになると結構わかります。
地元で仕事をするときには、効率重視でカツカツと予定を組むので、
服を買ったり、髪を切ったりする時間って、
実はあまり取れないんですよね。

 

フリーランスの仕事は、時間を自由に使えますが、
反面、空いている時間がすべて仕事の対象でもあるので、
ちょっとでも時間があると、作業に追われ気味なんです。
なので、泊りのある県外出張などがあると、
宿に帰っても、できることは限られますし、
案外、ゆったりした気持ちになって地元の繁華街に出かけて、
服や化粧品の品定めをしたりします。
私の服って、考えてみたら、
山形や青森で買ったものが一番多いんじゃないかしら^^

*  *  *  *

さて、長男のお嫁さんにちょっと遠慮しつつ、
「実は今日、髪のカットと白髪染めに行きたいんだけど・・・」と言うと、
長男のお嫁さんは本当に明るくて気が利く気持ちのいい人で、
「じゃ、今日(GWでも)やっているところを探してみますね」と言って、
スマートフォンですぐに検索してくれました。

 

そして、連休でもやっていて、午前中に空いている美容院を、
手際よく探してくれました。

 

お恥ずかしい話ですが、ワタクシ、それほど美容やお洒落には、
関心が高くありません(^_^;)

 

会社員を辞めて、一人で仕事を始めようと思った時に、
一番、心配だったのが、売上の見込みや営業戦略ではなく、
自分のその性格だったぐらいです。つまり
「こんなに身なりに手抜きで関心のない私でもやっていけるんだろうか?」
ということでした。
だって、ほかの女性講師や女性のコンサルタントさんて、
本当に、モデルさんのように綺麗でかっこいいですもんね・・・

 

そんな私なので、Amazonや楽天やYahooなど、
ネット通販のヘビーユーザーでありながら、
そこで買うのは、ほとんどがPCの周辺装置ということもあり、
そっち系(美容系)の情報は、思いのほか疎く、
お嫁さんが何を検索しているんだろう?と思い、
尋ねてみると、「ホットペッパービューティ」とのことでした。

 

「これってよく使うの?」

 

「割と見ますよ?」

 

へー、こっち(首都圏)ではそうなんだ・・・

 

地元の仙台でも、あることはあると思うんですが、
私自身の行きつけは、すっぴん&ジャージ&サンダルでも行ける、
自宅半径500m以内の”地元感ありあり”のお店ですもんね。

 

うちの母も美容院は40年ぐらい同じなところですし(私とは別)、
美容師をしている私の友人のお母さんは、
80歳に近いのにいまだバリバリ現役の美容師で、
サロンは同世代のおばあちゃん達
(たぶん昔からの超常連さん)でいつも賑わっていて、
友人のお父さんがお客さんの自宅と美容院の
送迎を引き受けてくれているような、
完全、顧客密着みたいなところもあります。

 

地方都市の近郊ってそんな感じだと思います。
美容院の数も少ないけど、一度気に入ったらよそ見はしないし、
その美容院をコアとする長年のコミュニティもありますし、
こちらはそれなりに、のどかなのかも。
(いや、違うな、もしかして客層にもよりますよね^^)

 

ですが、私は縮毛なので、美容師さんの卓越した技術も、
残念ながら、仕上がりの見かけに大きく影響することはあまりなく、
そうなると、お店を厳選する気はあまりなくなり、
近いところ、安いところ、早いところ、他人とあまり深く関わらないところ・・・
の方向に流れていきます。

 

「他人とあまり深く関わらないところ」というのは、
私は美容院に関しては、心の交流がない他人の関係が好きなので、
昨今のあれこれと話しかけてくる美容師さんが
実は少々面倒だったりするのです。

*  *  *  *

さて、お嫁さんの
「ネットからでも予約できますよ?」というひとことに、
大いに心を動かされて、早速私もその場で
ホットペッパービューティの会員になってみました。
ネット通販のヘビーユーザーとしては、
「そう来なくっちゃ」という感じです。
これは要するに、じゃらんや楽天トラベルや、
Yahooトラベルのホテル予約の美容室版みたいなものですよね。
24時間、いつでも予約できるのは、時間の不規則な私にとっては、
本当にありがたいです。

 

ですがこれは、私の地元、仙台ではどのぐらい普及しているんでしょう。
少なくとも私自身が仙台で暮らして行く分には必要ないよね。

 

でも首都圏でやっていくには、こういうシステムがないと厳しいかもね。
ネットで24時間予約できるのだったら、私だって、
今行っている美容院を変えてもいいかも、って、思いましたもの。
私という個人にとっては、そこが非常に魅力的です。
それほどお店にこだわりのない私にとって重要なのは、
どこがいつ何時に空いているか?だけなんです。

 

そんな話をしていると
お嫁さん(宮城県出身)が言いました。

 

「こっちはあんまり(美容院が)一杯ありすぎて、
逆にどこがいいか本当にわからないんですよ。」

 

なるほど。
そんな状況下で、少しでも魅力的な特徴を打ち出して、
一人でも多くの固定のお客さんをつかんでいくためには、
すごく工夫したり努力しないとダメなんでしょうね。

 

埼玉から帰宅して、ちょっと検索してみたところ、
こんなブログを見つけました。 

 

閉店した元オーナーが伝える!これからのホットペッパービューティー対策!」 

 

「固定客がつかないようなビジネスモデル」というのは、
まさに、言い得て妙と思いました。なるほど、確かに。鋭いですね。
しかしまぁ、そこは野趣あふれる社風のリクルートさんですから、
リクルートさんはリクルートさんで必死なのでしょうね。

 

さて、リクルートと言えば
私は以下の本の著者である
平尾勇司さんのお話を聞きにいったことがありますが、
非常に面白かったです。著書もすぐに買いました。

 

リクルートさんって、系列会社の現役社員さんも、
卒業者さんも何名か存じ上げていますが、
社風全体が完全に体育系ですよね。
「(昔は)セクハラ、パワハラはあって当たり前」と
豪語する人もいたようですし
(昔は)そこを適当にかわして
うまく立ち回れないと女性は務まらない、という意見も。
決して正しくはないが、事実上、
間違いではない、と思います。(もちろん「昔は」です)
そしてリクルート社やそのグループ会社は
スピンアウトして起業している人が
とても多い会社さんでもあります。 

Hot Pepperミラクル・ストーリー―リクルート式「楽しい事業」のつくり方

 

前述のブログ記事からは、
頼りたくはないが、頼らざるを得ない、
大きなジレンマと歯がゆさを痛感します。
私のお客さんに美容業界はいらっしゃいませんが、
こういうブログって本当に勉強になりますね。

 

余談ですが、前述のブログの管理人さんのほかの記事で、
以下の記事に、非常に共感いたしました。

 

元サロンオーナーが引越し屋のバイトをして、ちんちんにされて思ったこと

 

そうなんですよ、理屈抜きで、カラダつかって稼いでいる人には真実があるし、
潔くてシンプルでかっこいいし、「こういう世界っていいな」と思えるような、
わかりやすい魅力があるんですよね。
えっ?日付を見たら、これ、本日の記事ですかっ???
うわ、びっくりした。

 

管理人さんは、私が住む東北の久慈市でアパレル起業されるとのこと。
久慈とご縁のある方なのでしょうか?
(久慈といえば、あまちゃんのふるさと!)
同じ東北人として、ぜひ頑張ってほしいですね。

 

今日は文章としてまとまりがどうこうというのではなく、
思い付いたままに、脈絡なく思い付いたことを、
そのままの順番で書きました。
ゴールデンウィークですから、そんな日もあっていいでしょう。

 

埼玉のお嫁さんからホットペッパービューティを初めて教わって思ったことを脈絡もなくつれづれと_image

 

*  *  *  *

お嫁さんに教えてもらった美容院はリシェールと言います。
長男もお嫁さんも二人で利用しているお店とのことで、
希望時間にちょうど空いていたので、
早速、会員になったばかりのホットペッパービューティで、
ネット予約しました。

 

お店は住宅地で元荒川に近い北越谷のマンションの1Fにあります。
仙台で自分がいつも行っている美容院とは異なり、
女性自身や週刊女性はありませんでした(笑)

 

美容院じゃないと女性週刊誌を読む機会がないので、
個人的にはちょっと残念でしたが、この号の婦人画報で、
国木田彩良(さいら)さんを初めて知りました。
私の好きな顔立ちのモデルさんです。
というか、婦人画報の創刊者で初代編集者って、
国木田独歩だったのねー、それも初めて知りました。
ちなみに国木田彩良さんは独歩の玄孫(やしゃご)だそうです。

へー。

 

埼玉のお嫁さんからホットペッパービューティを初めて教わって思ったことを脈絡もなくつれづれと_hair-cut

隣の椅子の間にはロールスクリーンの間仕切りがありました。
私が普段行っているところは、隣の椅子と仕切りがないので、
会話も筒抜けですが、自分はあまり気にならないけどね。

 

それよりも、準備をしに来てくれた見習いの若い女性の方が、
お客さんとお話をするように言われているのか、
一生懸命、話しかけてくれるんですが、
私、美容院に会話は求めないタイプなので、内心
そんなに頑張らなくてもいいよ?と言いたくなりました。

 

むしろ、私を担当してくれた久保田利伸似の、
ディレクターさんのお話をもう少し伺いたかったな。
やっぱり経営陣や役職者さんのお話は、
深みがあって興味深く面白いです。共感できます。

 

埼玉のお嫁さんからホットペッパービューティを初めて教わって思ったことを脈絡もなくつれづれと_hair-cut-2

抵抗されたときのために持ち歩いている証拠写真(笑)

 

私はいつも髪を束ねたままカットしてもらうんです。
前述しましたが、私は縮毛なので、
髪を下していることがなく(お化けみたいに広がるw)
常にまとめるか、束ねるかのどちらかです。

 

なので、髪を切るときも下した時のスタイルではなく、
結わえたときの長さのほうが大事なので、
普段は、仕上がりを疑問視する美容師さんを説き伏せて(笑)、
髪を結んだ状態でカットしてもらっています。
自分はそのほうが、本当にいいんです。

 

でもこれって、技術のある美容師さんにとっては、
とても抵抗のあるやり方だし、腕の見せ所も発揮できないし、
プライドを傷つけているかもしれない、
申し訳ないオーダーだと思うんですよね。
ですが、そこを何とかお願いできるように、
地元で行きつけの美容院で撮った写真を
いつもスマホに入れています。
「うーん」て言われたら「ほら、いつもこうですよー」
という根拠に見せようと思って(笑)

 

ですが、今日のディレクターさんは
そう伝えたら笑顔で快諾してくれたので
とてもうれしかったです。
(内心はたぶん、「え・・・」と思っていたと思いますが^^)

 

ですので上の写真の証拠写真の
出番は今回はありませんでした。

 

ということで、髪も切ってさっぱりしたし
さーて、明日からまた仕事ですよ。