★★★2026健康診断実施機関様で個人情報保護研修(オンライン)の講師を務めました(宮城県仙台市)

講座の概要、クリップ_w60_Clip 講座の概要

3月30日は健康診断実施機関様(若林区)で個人情報保護研修(オンライン)の講師を務めました。こちらは企業や個人向けに健康診断・人間ドックを提供する健診サービス事業者で、私は2年前にも個人情報保護研修や人事領域の研修を対面で担当させていただきました。

その後、スタッフさんの人数が増えたとのことで、今回はオンライン研修のご要望をいただき、本日は久しぶりに自宅からの発信となりました。

研修は前半を個人情報保護、後半をセキュリティ対策に当てて、前半は事例を中心に考えていただき、後半は近年被害が増えているランサムウェアを中心に解説をさせていただきました。

ランサムウェアに関しては、
カドカワ → フィッシング詐欺による認証情報の窃取と推測(出典/YouTubeチャンネル
KADOKAWA IR・PR」

アスクル → 例外的に多要素認証を適用していなかった業務委託先に対して付与していた管理者アカウントの ID とパスワードが何らかの方法で漏洩(出典/アスクル「ニュースリリース(PDF)」
アサヒグループHD → 侵入後にパスワードの脆弱性をついて管理者権限を奪取(出典/アサヒグループHD「公式サイト」
と、いずれも認証情報が窃取されたことが原因であることが確認されています。

これらの事例は高度なサイバー攻撃として語られがちですが、実際には認証管理や運用の隙といった“人に起因する弱点”を突かれて発生しています。研修ではそういった説明を踏まえながら、個人個人や組織がやるべきことを地道に守っていくことが大切であるという視点でお話をさせていただきました。

これまでに講師を務めた【情報管理研修】の記事(一部)はこちら
これまでに講師を務めた【医療従事者向け研修】の記事(一部)はこちら

➡ その他の関連リンク 宮城県 仙台市 若林区

研修レポート-ノートブック_w60-notebook 本日の講師PHOTO研修レポート

▼本日は自宅からの発信でした

前から参加者にはどう見えているのか?が気になっていましたが
別アカウントでスマホから入室し
それをPCのカメラ近くに設置すればいいのだ、と気が付き
今回はそれをやってみました。
画面共有ができているかどうかや、画面が切り替わるタイミングのズレが
視線をずらさずに確認できるのでとてもやりやすくなりました。

▼再会に思わず笑顔

2年前に担当したリーダー研修でお目にかかった皆さんと
言葉を交わして思わず笑顔に・・・

▼本日の内容です

▼要配慮個人情報について

健診機関が扱う健康診断や人間ドックの健診結果は要配慮個人情報です。
通常の個人情報よりも取り扱いの義務が厳格化していることを解説。

▼個人情報保護委員会のサイトを実際に見ていただきました

要配慮個人情報の漏えいや紛失はたとえそれが1件でも
個人情報保護委員会に届け出る義務があります。
そして報告はすみやかに行う必要があります。

▼個人情報が組織に与える影響を再認識


▼健診機関の漏洩事例をいくつか解説

kこの事例では公式サイトに掲載された文面に
「個人情報保護委員会に報告しました」と明記されており
たとえ1件の漏洩でも実際に報告が行われている例として
紹介をさせていただきました。

これらの事例に関して参加者のある方からは
「ニュースで見る漏えい事件は何万件の個人情報が漏えいした
という大規模なものが多いが、実際には1件の漏洩でもこうやって
公開されていることが印象的だった」という感想が挙がりました。
私も同感です。

▼セキュリティ対策パートでは日本医科大学の事例をYouTube動画で

PowerPointにYouTubeのURLを埋め込むと
Premium会員であっても仕様上必ず先頭に広告が入ってしまうのですが
今回は短い広告が2本だったので進行にそれほど影響はありませんでした。
これは開いてみるまでは何が出るかわからないので
毎回この機能を利用するときには変な広告が出ないように祈っています。

▼近年話題になった医療機関以外の事例も解説

▼サポート詐欺の解説では実際に自分のPCに表示された動画を見てもらいました

▼弱いパスワードに付いて解説

強度が弱いパスワードはすぐに見破られてしまうことを
パソコン博士TAIKIさんの動画のスクリーンショットをお借りして
説明しました。

▼自分のインスタグラムの成りすましについても解説

吹き出しアイコン 研修後のひとこと

見破られやすいパスワードランキング

これは今日の研修で使用した画像のひとつです。出典は株式会社ソリトンシステムズが発行した「日本人のパスワードランキング2024最新版」というPDFです。

これは2024 年 1 月~8 月に発見された276の情報漏洩事件から日本人が利用するパスワードを分析したもので、この表は漏えいしたパスワードを多い順から並べたランキング表です。

数字や順番に並べただけのものや同じ文字の繰り返し、passwordのほか、master、sakura、pokemonなど知られた言葉が目につきます。

そして意外に多いのがキーボード配列を使用したパスワードで、これには私自身も身に覚えがありますし、参加者からも同じご意見が出ていました。

つまり誰もが思いつくようなパスワードはあっさりと見破られやすいことが顕著に表れており、こういった事例を知ることで、皆さんにもパスワードに対する意識を高めていただきたいと思いました。

研修データ55_w55_roung_calender-clock 本日の内容と社員研修データ

研修名:個人情報保護研修
タイトル:「個人情報保護研修」
対象:全職員の皆さん
目的:個人情報やセキュリティに関する正しい知識を習得し、職員一人ひとりが適切な行動を取れるようにする
内容:個人情報保護法について/医療機関等の個人情報漏洩事例/セキュリティ対策について/人為的な原因をできるだけ減らす/しくみやルールを考える
主催:健康診断実施機関様
人数:約130名
時間:3時間
会場:オンライン

昨年講師を務めた2025年の全研修はこちら(一部未整理)