今日は一関にある製造業の会社さんで、
管理職の皆さんの研修を行いました。
内容は、タイプ別コミュニケーションとコーチングです。
昨年、講師を担当した、
一関市主催の女性管理職研修に参加した同社の方達に、
同じ内容を自社でもやりたいと
お声がけいただき実現いたしました。
これまでに講師を務めた【コーチング研修】の記事(一部)はこちら
これまでに講師を務めた【岩手県】の研修記事(一部)と岩手のブログはこちら
➡その他のリンク タイプ別コミュニケーション リーダー・管理職研修 製造業様 一関市 岩手県(一関市以外)
私も協力会社の軽作業スタッフとして、
精密部品工場で働いた経験がありますが、
製造の仕事に日々従事していると
結果(数字)が毎日現れます。
そのため、
品質や数字以外のことを考えたり学ぶ機会って、
なかなかないんですよね。
研修では、午前がタイプ別、午後がコーチング、と、
内容を分けて、いずれも演習を中心に行いました。
10時から15時までの研修でしたが、
「あっという間でした」という感想を多くいただきました。
管理力の皆さんのコーチングに関して、
個人的に思うことが1点。
それは、どんなコミュニケーションでも、
相手のせいにしない、という姿勢です。
「聞いたけど、答えてくれませんでした」
「尋ねたら、特にないって言われました」などなど、
思った通りに行かないやりとりもあると思うんです。
でもそれを相手のせいにしないで、
自分の工夫が足りないのでは?という方向性で、
物事をとらえてほしいんです。
アプローチの順番や質問の内容を変えるだけで
答えが大きく変わってくることを
私自身が一番よく経験しているからです。
なので、今回は、ダメな質問といい質問を、
見本で自分がやってみるなど、
当初予定になかったデモ(実演)を増やしました。
質問の中身を変えることで、
会話は浅くもなるし、深くもなる・・・
それを実際に見てほしかったんです。
生産性の向上でも、事故防止の危険回避の部分でも、
本当は、お互いの意思の疎通やコミュニケーションが、
非常に大事だと思います。
ご参加の皆さんには、内容だけでなく、
当日の演習を通して、管理職の皆さん同士が、
共に学び笑い、たくさん言葉を交わしていただくことで、
参加者同士の関係性の強化にも役立てばうれしいです。
こちらの会社さんは、拍手の音がとても大きく、
前向きな姿勢と柔軟なノリの良さを感じました。
同社には1月の後半に再度ご訪問して、
今度は女性社員の皆さんの研修を担当します。
いまから楽しみです。
皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。