2012年から仙台市若林区新寺にあるミカド電装商事さんのメルマガとニュースレターの編集のお手伝いをしています。

本業とは異なるライターとしての参加ですが、このお仕事は新鮮で面白く、日々、自分の知的好奇心を満たしてくれます。

理系・文系という分け方をするなら、私は完全に文系で、40歳になるまでは物事の仕組みや技術的なことを理解するのは自分には無理だし、向かないと思っていました。

ですが、40歳のときに転職したコールセンターがプロバイダーの法人向けサービスの故障受付部門だったため、パソコンやインターネットに関して全く知識がなかった私は、会社のシステム担当者のような詳しい人からの問い合わせに対応するために、日夜、必死に勉強しないといけませんでした。

学校のテスト勉強や受験と異なり、仕事の現場では、自分に知識がないと、精神的にとてもきつい状況になります。

トラブルを一刻も早く解決したくて、急いで緊迫した電話をかけてくるお客様に対して、何の役にも立てずお問い合わせの意味さえよく理解できていない状態というのは、結構、つらいものがあります。

お給料はいただいても、戦力になっていないのが明白だと、職場での居心地も悪く、いつかクビになるんじゃないか?という不安も常に付きまとっていて、同期の中で一番初心者だった私は、長い間、心が落ち着きませんでした。

焦燥感が日増しに膨らんでいくのに、勉強すべき事柄が膨大過ぎて、何をどこからどのように手を付ければいいかさえ、全く見当が付かずに茫然するしかない私でしたが、同期の仲間達が一番苦手とする分野から取り組めば差も埋まりやすいのでは?と考え、特定の項目だけに特化した勉強を続けているうちに、少しずつ少しずつ頭の回路がつながってきたんですよね。

そして段々、様々なことが、あまり時間をかけずに理解できるようになりました。そのあたりから私は、理系的な発想が少しずつ可能になっていったように思います。

それについて書くと長くなるので、ここでは割愛しますが、インターネットの成り立ちや仕組みというのは知れば知るほど面白く(と言っても、いまだ、初心者の域を出ませんが…)、かつ、また、「自分が全くわからないことでも、”わかろうと思えばやがて理解できる日が必ず来る”という確信を得た経験でもありました。

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そんな私に声掛けしてくれたのが、ミカド電装商事 の沢田元一郎社長で、「わかろうと思って取り組めば、やがていつかわかる日が来る」ことを身をもって経験していた私は、「当社のメルマガのお手伝いをしてくれませんか?」という沢田さんからのお誘いに、不安を感じながらも挑戦してみようと思いました。

ミカド電装商事さんは、産業用蓄電池の設計・施工・メンテナンスや太陽光発電などを手掛けている会社さんですが、正直言って自分にそちらの知識は全くありません。けれどそのときは、若いころのようなテクニカルな話題への拒否感はすでに消えていたことと、元々、文章を書くのが好きだったので、そちらの方面でも自分の何かの力が発揮できて、それが誰かの役に立つのなら、ぜひお手伝いさせていただきたい、と思いました。

あれから5年。

当初は電池や電気のことなど何もわからず、ひとつの短い記事を書くにも、調べに調べて2~3日もかかっていましたが、いまでは基本的な事柄ならだいたい理解できるので、以前よりも広範囲なテーマに対応できるようになりました。これも沢田社長のお陰ですね。

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ミカド電装さんの記事は、ウェブと紙に同じ内容を掲載し、メルマガではウェブ(ミカドONLINE)にリンクを貼る形でその月の内容をご紹介しています。さて今日は、先月分の結果報告や、5月下旬に配信するメルマガや6月上旬に郵送予定のスケジュール確認、そして今後のテーマや内容を決めました。今現在のミカドONLINEは取材シリーズなので、色々な方から直接お話を伺ってまとめていますが、それぞれに興味深くてとても参考になります。

どのお仕事でもそうですが、最前線で戦っている方のお話というのは、本当に得るものが大きいですね。今月は出張が多いため、原稿も締め切り日ギリギリになると思いますが、楽しんで書いていきたいです。

 




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